≪韓ドラNOW+≫ 後半戦を前に存在感増すホ・ナムジュン、「素晴らしき新世界」で注目される理由

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。


SBS金土ドラマ「素晴らしき新世界」が快進撃を続けている。第8話では最高視聴率13.7%を記録し、4週連続で自己最高視聴率を更新した。イム・ジヨンのコミカルな熱演や前世と現世を行き来する独特な世界観が話題を集める中、放送を重ねるごとに存在感を高めているのがホ・ナムジュンだ。

近年の韓国ドラマ界では2000年代生まれの若手俳優たちの活躍が目立つ。その中で1993年生まれのホ・ナムジュンは、「素晴らしき新世界」を通じて独自の存在感を示している。

ホ・ナムジュンが演じるチャ・セゲは、“資本主義が生んだ怪物”と呼ばれる財閥御曹司だ。

初登場時のチャ・セゲは、悪評さえも武器として利用する冷徹な人物だった。「悪名くらいどうした。悪名ほど頼もしいボディーガードがどこにある」という言葉には、財閥3世らしい自信と傲慢さがにじんでいた。

しかし物語が進むにつれ、チャ・セゲの違う一面が見え始める。

白か黒か、味方か敵かという極端な価値観の中で生きてきた人物が、シン・ソリ(イム・ジヨン)と出会い、少しずつ変化していくのだ。

「お前は白でも黒でもない。だから俺を混乱させる」

序盤で語られたこの言葉は、チャ・セゲという人物を象徴するセリフだった。

強く見えるが不器用で、冷たく見えるが孤独を抱えている。ホ・ナムジュンはそうした複雑な感情を派手な演技ではなく、視線や表情の変化で積み重ねてきた。

第8話では、ついにソリへ真っすぐな思いを伝えた。

「このどうしようもない世界なんて放り出して、俺と一緒にときめこう。お前も俺の唯一になれ」

かつて悪名を誇っていた男が、誰かを守りたいと思うようになるまでの変化は、多くの視聴者を引き込んだ。

さらに「素晴らしき新世界」の魅力は、現代のロマンスだけではない。

ホ・ナムジュンは前世の大君イ・ヒョンとしても物語を支えている。愛する女性を守るために犠牲を選ばなければならなかったイ・ヒョンと、現代のチャ・セゲ。前世と現世を行き来する構成の中で、一人の俳優が異なる感情を描き分けていることも作品への没入感を高める要因になっている。

実際、韓国で公開された関連動画やショート動画には、ホ・ナムジュンの演技を評価するコメントが相次いでいる。「目の演技が印象的」「表情だけで感情が伝わる」「チャ・セゲというキャラクターに説得力がある」といった反応も少なくない。

また、制作発表会でイム・ジヨンはホ・ナムジュンとの共演について「自然とキャラクターが出来上がっていく感覚があった」と語っていた。劇中でも、ぶつかり合いながら距離を縮めていく二人の関係は、回を重ねるごとに説得力を増している。

第9話からは、前世から続く因縁やチャ・セゲ、シン・ソリ、チェ・ムンド(チャン・スンジョ)の関係がさらに深く描かれる見通しだ。

「素晴らしき新世界」の人気を一人の俳優だけで説明することはできない。しかし、物語が後半戦へ向かう中で、ホ・ナムジュンが作品の中心人物として存在感を強めていることは間違いないだろう。

視聴率13.7%の勢いが続く中、チャ・セゲというキャラクターがどのような結末へ向かうのか。そしてホ・ナムジュンがどのような演技でその物語を完成させるのかにも注目したい。

「素敵な新世界」第9話はきょう午後9時50分に韓国で放送される。

日本ではNetflixで配信される。

 

WOW!Korea提供

2026.06.05