「BTS」、ラスベガスを“赤”に染めた…4公演全席完売の熱狂

「BTS(防弾少年団)」がアメリカ・ラスベガスを赤く染め上げ、グローバルプロジェクト「THE CITY」の新たな幕を開けた。新アルバム『ARIRANG(アリラン)』と連動した大規模都市キャンペーンを通じて、公演会場を越え、都市全体を1つのコンテンツ体験空間へと拡張した。

25日、所属事務所BIGHIT MUSICによると、「BTS」は20日(現地時間)、アメリカ・ラスベガスで都市連動型プロジェクト「BTS THE CITY ARIRANG-LAS VEGAS」をスタートした。今回のプロジェクトは、23日・24日、27日・28日に開催されるワールドツアー「BTS WORLD TOUR 『ARIRANG』 IN LAS VEGAS」と連動して進められる。

2022年の公演当時、都市全体を“紫”に染めた「BTS」は、今回は新アルバム『ARIRANG』の象徴カラーである“赤”を前面に打ち出し、再び壮観な景色を演出した。これは「BTS」を象徴する紫ではなく、新アルバム『ARIRANG』のコンセプトカラーである赤を反映した演出で、2022年の“紫のラスベガス”とは異なる世界観を表現したものとみられる。

今回のプロジェクトの象徴となったのは、世界最大級の球体型会場として知られるSphereの演出だった。公演当日の夜、巨大な球体外壁はピンク色の霧とともに幻想的な空間へと変貌した。

外壁にはチョンサチョロン(韓国伝統提灯)を手に歩く「BTS」のシルエットが映し出され、その後、韓国の伝統美を思わせる巨大な鐘のビジュアルが登場。球体表面が波打つように動き、鐘の音が広がる演出の末、新アルバムのロゴが現れた。

続いて「What Is Your Love Song?」「What Is Your Arirang?」といったメッセージも順次映し出され、観客の視線を集めた。

ラスベガス中心商業地区ストリップ一帯も赤い照明に包まれた。ハイローラー、ラスベガス・エッフェル塔、ラスベガス・ゲートウェイ・アーチなど主要ランドマークやホテルが一斉に赤くライトアップされ、祝祭ムードを演出した。

都市各地の大型ビジョンでは「BTS ウェルカム OOH(屋外広告)テイクオーバー」イベントも展開された。「WELCOME TO BTS ARIRANG TOUR」のメッセージがラスベガスの夜景と融合し、ファンの視線を引きつけた。

体験型イベントも続いた。ストリップ中心部の大型リゾートでは、新アルバム収録曲『NORMAL』『Hooligan』に合わせた花火ショーを開催。周辺の照明を落とした状態で、音楽とともに約6分間にわたり繰り広げられた演出が会場を熱気で包んだ。

モノレールも新アルバムコンセプトに合わせて赤くラッピングされた。車体外側には「What Is Your Arirang?」の文言が刻まれ、市民たちは都市各地を巡りながらミッションをこなすスタンプラリーイベントにも参加した。

没入型メディアアート展示館では、「BTS」の新曲ミュージックビデオやビジュアルコンテンツを活用した展示も実施。『Body to Body』『Into the Sun』など収録曲5曲に合わせ、空間全体が動いているかのような演出が続き、来場者から好評を得た。

今回の「THE CITY LAS VEGAS」プロジェクトは、都市インフラと文化コンテンツを「BTS」の音楽世界と融合させた超大型キャンペーンとして注目を集めている。

公演だけでなく、ライトアップイベントやアフターパーティー、飲食ブランドとのコラボ企画なども5月末から6月初旬まで続く予定だ。

一方、「BTS WORLD TOUR 『ARIRANG』 IN LAS VEGAS」は4公演すべてが全席完売となった。初公演が行われた23日には、アレジアント・スタジアムに6万人を超える観客が集結した。

この日の公演には『MIC Drop』リミックス制作に参加したスティーブ・アオキも客席にサプライズ登場。また、収録曲『Body to Body』では6万人の観客による『ARIRANG』大合唱がスタジアムを埋め尽くし、圧巻の光景を生み出した。

「BTS」は「このスタジアムは私たちにとって本当に意味深い場所」とし、「4年前は新型コロナウイルスの影響で一部のファンとしか会えなかった。長い時間待ってくれた皆さんに心から感謝している」と感想を伝えた。

 

WOW!Korea提供

2026.05.25