
「BTS(防弾少年団)」が3日間のメキシコでのワールドツアー「ARIRANG」で15万人を動員した中、ラテンアメリカ(中南米)のファンの情熱が、ストリーミング市場でも威力を発揮していることが分かった。
14日、音楽・エンターテインメントデータ集計メディアのLuminateによると、3月20日にリリースされた「BTS」の5thフルアルバム「ARIRANG」は、リリース初週に世界で7億3910万回のストリーミングを記録した。
Luminateは「これは2026年にリリースされたアルバムの中で初週記録として最高値であるだけでなく、昨年10月にテイラー・スウィフトの『Life of a Showgirl』が記録した13億回以来、最も高い数値だ」と説明した。
「ARIRANG」のリリース初週のストリーミング数を国別に見てみると、アメリカが1億1500万回で1位を記録した。続いてブラジル(7860万回)、メキシコ(7590万回)、韓国(5830万回)が続いた。日本は4820万回で5位だった。
世界最大の音楽市場であるアメリカはさておき、ブラジルやメキシコといったラテンアメリカ諸国が、K-POPの本場である韓国を上回ったのだ。
こうした雰囲気は、代表的なオンライン動画プラットフォームであるYouTubeの統計でも確認できる。YouTubeのチャート分析によると、先月6日から今月3日までの28日間、「BTS」の音楽を最も多く視聴した上位10カ国のうち、ブラジル(3位・5320万ビュー)、メキシコ(4位・5310万ビュー)、アルゼンチン(9位・2210万ビュー)、ペルー(10位・1910万ビュー)など、ラテンアメリカの4カ国が含まれた。韓国は6位(4660万ビュー)だった。
ラテンアメリカにおける「BTS」の人気は、コンサート現場の熱気へとつながっている。メキシコシティ公演は予約開始と同時に15万席すべてが完売し、チケットを入手できなかった数万人のファンが会場周辺で雰囲気を楽しんだ。LAタイムズは、今月9日から10日(現地時間)の時点で、会場の外に集まった群衆を約3万5000人と推計した。
また、メンバーが6日にメキシコのクラウディア・シェインバウム大統領を表敬訪問すると、大統領宮殿前のソカロ広場には「ARMY(公式ファン名)」約5万人が詰めかけた。「BTS」はこの日、シェインバウム大統領と面談し、メキシコ政府から記念盾も授与された。
「BTS」はその後、10月にコロンビアのボゴタ、ペルーのリマ、チリのサンティアゴ、アルゼンチンのブエノスアイレス、ブラジルのサンパウロなど、ラテンアメリカの主要国を巡るスタジアムツアーを開催する。メンバーは今回のツアーを通じて、韓国人歌手として初めてコロンビア・ボゴタのエスタディオ・エル・カンピン、ブエノスアイレスのエスタディオ・ウニコ・デ・ラ・プラタのステージに立つ。またチリ・サンティアゴのエスタディオ・ナシオナルでも韓国人歌手として初めて単独コンサートを開催する予定だ。
このようなラテンアメリカでの熱烈な反響から、ペルーのリマ、チリのサンティアゴ、アルゼンチンのブエノスアイレスでは各1公演ずつ追加することを決定した。
所属事務所のHYBE(BIGHIT MUSIC)関係者は「ラテン市場の成長速度と拡張性に注目している。ラテン市場をアメリカ人口の19.5%に達するヒスパニック市場とつなげる拡張拠点とし、アジア、英語圏、スペイン語圏を結ぶグローバル事業の軸を一層強化していく計画だ」と話している。
WOW!Korea提供






