「インタビュー」①「スプリング・フィーバー」アン・ボヒョン、「一生分走った」 役作りで4kg増量

※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

俳優アン・ボヒョンが、役作りの裏側と体づくりへのこだわりを率直に語った。

10日に最終回を迎えたtvNドラマ「スプリング・フィーバー」(脚本:キム・アジョン/演出:パク・ウォングク)。冷たい風のような教師ユン・ボムと、燃える心を持つ男ソン・ジェギュが織りなす春色のロマンスで、アン・ボヒョンは一直線な魅力を持つソン・ジェギュ役を熱演した。

10日午前、ソウル市カンナム(江南)区のカフェで行われたインタビューで、アン・ボヒョンはまず「撮影が始まったのはとても暑い日でしたが、寒くなるころに終わりました。ポハン(浦項)で約90%を撮影したので、思い出深いドラマになりました」と振り返る。「撮影終了からまだ2か月ほどしか経っていませんが、今でも鮮明です。最終回を見ながら俳優陣、監督、脚本家とやり取りをし、気持ちよくソン・ジェギュを送り出すことができました」と、穏やかな表情で語った。

放送4週目時点で累計4億1000万ビューを記録し、昨年以降に放送されたtvN月火ドラマの中でも最高水準の成果を収めた本作。アン・ボヒョンは「視聴率にとらわれたくはありませんでしたが、不思議と数字が伸びました。4億ビューを超えたと聞いて本当にありがたかったです。家族もいつも以上に喜んでいました」と、率直な思いを明かした。

役作りでは外見面にも大きな変化を加えた。「原作をご覧になった方々への配慮として、シンクロ率を高めようと努力しました。少し大胆なヘアスタイルにも挑戦し、立体的なキャラクターにしたかったんです。衣装は何十回もフィッティングを重ね、体重も増減を繰り返しました」と語る。

さらに「腹筋が際立つキャラクターというより、現実にいそうな体型を目指しました。鍛え上げた体というより、生まれ持ったたくましさを出したかったんです。撮影中はずっと鶏むね肉を食べ、ダンベルを持ち歩いていました。約4kg増量しました。顔が少しふっくら見えても、それがソン・ジェギュらしいと思いました」と笑う。

アクションシーンについては「撮影期間中、一生分走った気がします」と苦笑。「地下鉄を追いかけるシーンでは代役もいましたが、自分で走りました。後で監督から“早送りしなくても大丈夫そうだ”と言われたんです。デックスより速く走りました。その場面を見て、『まだこんなに走れるんだ』と少し誇らしかったです」と胸を張った。

体を使った演技に定評のあるアン・ボヒョンは、「アクションには常にプレッシャーがあります。期待に応えたいので、痛くてもなかなか痛いと言えません。動きの段取りが合うまで徹底して確認します。どの分野でも強みを発揮できる俳優でありたい。できるところまで挑戦し続けたいです」と語り、俳優としての覚悟もにじませた。

(インタビュー②へ続く)

2026.02.11