YGエンターテインメントが約8年振りに放つ第2のボーイズグループ「WINNER」。9月6日滋賀・びわ湖ホールよりスタートし、全10都市17公演3万6千人を動員したホールツアー「WINNER JAPAN TOUR 2015」が10月25日(日)に北海道ニトリ文化ホールにてファイナルを迎え、10月31日(土)は「WINNER」として初となる沖縄にて、スペシャルイベント「WINNER SPECIAL LIVE IN OKINAWA」が行われ、一連のホールツアーから始まった今年の日本でのライブ活動を締めくくった。
自身初となる沖縄公演「WINNER SPECIAL LIVE IN OKINAWA」は、昨年リリースされた1stアルバム「2014 S/S -Japan Collection-」の収録曲「JUST ANOTHER BOY」からスタート。ミンホ、スンフンのラップに、テヒョン、ジヌ、スンユンの歌声とメンバーの息の合ったダンスが冒頭から会場を歓喜の渦に巻き込む。その後同アルバムのタイトル曲で切ないバラード「COLOR RING」「EMPTY」と続き、カン・スンユンの力強い歌声と、キム・ジヌの艶のある甘いボーカルが楽曲をリードし、サビではナム・テヒョンの透き通るようなファルセットが観客を魅了する。
ライブ中盤のユニットコーナーでは、ミンホがMnet「SHOW ME THE MONEY 4」で披露した楽曲「Fear」を日本初パフォーマンス。同楽曲はMelOn、NAVER MUSIC、genie等主要音楽配信サイトにてランキング上位を席巻し、1か月以上チャートで上位をキープするなどファン垂涎の楽曲。ソン・ミンホが紆余曲折を経て「WINNER」としてデビューを果たすまでの6年間を率直に表現したRAPは会場を埋め尽くしたファンに大きな感動を与えた。続いて披露した「GOOD BOY」はツアー中、スンフンとミンホによるパフォーマンスだったが、今回はサプライズでジヌが登場。ジヌはツアーのユニットパートでは2NE1のボムに扮した女装姿で会場を湧かせていたが、今回はGDに扮してキレのあるダンスとRAPを披露し、そのギャップに黄色い歓声が響き渡る。
今回沖縄公演ならではの一幕として、MCでは沖縄の方言を学んだメンバーが”めんそーれ(いらっしゃいませ)””はいさい(挨拶)””にふぇでーびる(ありがとう)”など他県から来場したファンに教える場面や、ナム・テヒョンが練習した三線でBEGINの”恋しくて”のフレーズをサプライズで演奏するなど、沖縄のファン、他県から来場したファン両者が終始楽しめる内容となっていた。
全10都市17公演3万6千人を動員したホールツアー「WINNER JAPAN TOUR 2015」、そして初の沖縄公演「WINNER SPECIAL LIVE IN OKINAWA」、両者を通じてことしデビュー2年目の「WINNER」が表現したライブは、彼らが常日頃言葉にしている「僕たちの音楽にはジャンル的な境界線はありません。聴いて下さる方たちに今のありのままの自分達を伝えたい。僕達の本質的な心や話を楽曲に乗せていきたい。」という言葉にある通り、DANCE,CLUB,ROCK,HIP HOP,R&B,BALLADなどジャンルを越え、また自身の楽曲に加えて誰もが知っている著名な楽曲もカバーするなど、老若男女全てのファンと想いをひとつにして楽しむ、お互いが同じ目線、同じ心で共感できるという「WINNER」の音楽に対する想いが真摯に伝わる貴重なライブとなっている。
最後にリーダーのカン・スンユンは「今回三か月に渡るツアーと今回の沖縄イベントを通じて、改めて皆様からのたくさんの愛情を感じました。また新しいアルバム、新しい曲をもってすぐに戻ってきますので待っていて下さい。また会いましょう!!」と感謝の言葉を送り、「最後の曲ですが、僕たちにとっては最初の曲です」という曲紹介で彼等が「WIN:Who Is Next」で勝利を手にした「GO UP」でファンもメンバーも感動に包まれながら有終の美を飾った。
WOW!korea提供