Q. 4thミニアルバム「For Real」のプロモーションイベントで大阪や東京の各地をまわってきましたが、ファンの皆さんと近くで交流していかがでしたか?
ウン・フィ:今日が最後のプロモーションだったのですが、ファンの方が涙を流しながら「もう最後だから残念だけど、でもまた会おうね」と心から言ってくださったんです。その姿にとても感動しました。
チョン・ジュンヒョク:今回、特に感じたことなのですが、日本のTHXの皆さんの韓国語がすごく上手になっていて驚きました。前は少しぎこちなかった方もとても流暢になっていたんです。それを見て「次に日本を訪れるときは、自分ももっと日本語を勉強して来よう」と思いました。
オ・ソンジュン:(日本語で)今回のアルバムは、日本で新しいステージを見せることができて嬉しかったです。
チョン・ジュンヒョク:(日本語で)すごい!
Q. 今回のアルバムは曲のジャンルの方向性からみなさんが決めて、作詞作曲プロデュースにも参加されたそうですね。
チョン・ジュンヒョク:アルバム『For Real?』を準備する時、メンバー全員で集まって、“どんな音楽やジャンル、どんなコンセプトやカラーを出したいか”を本当にたくさん話し合いました。その上で“今回のアルバムで見せたいものは何か”を深く考えました。
オ・ソンジュン:曲が完成して世に出たときは、たくさんの方に気に入ってもらえれば嬉しいと思っていましたし、今までにない達成感を感じました。次への期待もさらに膨らみました。
チャン・ヒョンス:メンバー全員で悩みながら作ったアルバムなので、これまででいちばん愛着のある作品になりました。
Q 曲作りをするときは誰かからアドバイスを受けたりしますか?
ウン・フィ:僕は曲を作るとき、最初から意見を聞くよりは、ある程度形を整えてからみんなに聴かせてフィードバックをもらう方です。その後に“ここをこうしてみては?”と意見を反映しながら調整していく過程を踏んでいきます。
Q 曲のメロディとか歌詞を作る時はどのように作っていくのでしょうか? 普段からメモしてあったものなどを取り入れたりしましたか?
ウン・フィ:僕はまずビートで土台を作る方ですが、骨組みを先に作ってから、その状況やテーマに合った歌詞を注ぎ込むように作業しました。
オ・ソンジュン:僕は歌詞を書くときは、まず曲を聴いて“この曲はこんな雰囲気だよ”とメンバーからイメージを伝えてもらいます。そこから白紙の状態で、言葉を一つずつ入れたり外したりしながら、感覚に合うように組み立てていきました。
Q 曲作りの時のルーティンなどはありますか?
チョン・ジュンヒョク:僕は作業の前に本を読んだり、カフェでコーヒーを飲みながら一人の時間を作るようにしています。それから作業に入ると、集中しやすいんです。
ウン・フィ:僕たちは事務所のビルの中に作業室があるので、基本的にはいつもそこで作業しています。特に決まったルーティンがあるわけではなく、ふと別のことをしている時にアイデアが浮かんだら、そのまま駆け上がって作業するんです。道を歩いていて歌詞が先に思い浮かぶこともあれば、歌詞を書き留めておいて後からメロディーが浮かび、そのまま事務所の作業室で形にすることもあります。何か“必ずこうしなければならない”というものがあるわけではなく、不確定な出来事の中で生まれるインスピレーションをどう作業室で形にしていくか。その瞬間の感情に正直に向き合って表現しています。
Q 「For Real?」の歌詞の中で「Just say Yes」というフレーズがありますが、普段からストレートに表現できるタイプのメンバーといえば?
チェ・テフン:僕はメンバーとよく話すほうなのですが、やっぱりリーダーの自分だからこそ言えること、言わなければならないことがある時は率直に伝えるようにしています。
ウン・フィ:おそらくみんなテフン兄さんだと思っていると思います。正直に、すぐフィードバックをするタイプなので。他のメンバーがストレートに表現できるタイプではないというわけではありませんが、その中でも特にテフン兄さんが一番そういう役割をしているんじゃないかなと思います。
Q 「For Real?」は愛を求める切実さが描かれていますが、メンバー同士で「僕ってメンバーから愛されてるな」って思う瞬間といえば?
チェ・テフン:愛情って、特別なイベントよりも、日常の小さなことから感じるんです。例えば、洗濯を一緒に手伝ってくれたり、ドアを押さえて待ってくれたり。そういうさりげない気遣いが一番心に残ります。
オ・ソンジュン:僕は末っ子なんですけど、僕は本当に実の弟みたいにみんなに可愛がられています。イタズラを受け止めてくれたりする度に“愛されているな”と感じます。
Q ファンがまだ知らないRealな日常も少しだけ教えて欲しいです。スマホの待受は?
チェ・テフン:僕は基本画面です。何も設定していません。
オ・ソンジュン:僕も基本画面です。
ウン・フィ:僕はサングラスをかけているハムスターのイラストです。
チャン・ヒョンス:僕はアニメのロゴです。
チョン・ジュンヒョク:僕は尊敬しているG-DRAGON先輩です。
Q メンバーのクセで、「あ・・・マジか」と思った瞬間は?
オ・ソンジュン:テフン兄さんとジュンヒョク兄さんが僕の部屋の隣なんですけど、テフン兄さんがたまに寝言を言うんです。夜中に突然声が聞こえるとちょっと怖いですね(笑)。何を言っているかはあまりよく聞こえないんですけど(笑)。僕が遅く寝るタイプなのですが、特に疲れている時はよく寝言が聞こえてきます。
チョン・ジュンヒョク:毎日だよ(笑)。
ウン・フィ:僕はあまり細かいことを気にしないタイプなので、みんなと一緒にいてストレスを感じたことはありません。むしろ自然体で過ごせる関係です。
チャン・ヒョンス:僕はジュンヒョクの荷物問題です(笑)。「あんなに必要なのかな?」って思うくらい荷物をすごく多く持ち歩くタイプです。なんでそうなのかなって気になりました(笑)。
チョン・ジュンヒョク:ないよりはあったほうがいいって思うタイプなので多くなってしまうんです。実は前回のプロモーションのときもキャリーケースが重量オーバーになってしまったことがありました(笑)。他のメンバーは2人で一つのキャリーケースを使っていたのに、僕は一人でひとつのキャリーケースを使っていて・・・。それで、“次からはもっとコンパクトにしよう”と反省しました(笑)。
チェ・テフン:ソンジュンはジュンヒョクと完全に反対です。
オ・ソンジュン:僕は海外に行くにも、キャリアケースに半分もないくらいの荷物でした。Tシャツとパンツだけで、足りなかったら買えば良いってタイプなんです。
ウン・フィ:海外で、例えば5日間あったとしても、A4サイズくらいの紙袋ひとつで足りるくらいコンパクトなんです(笑)。
オ・ソンジュン:僕は持ち物に対して気にしないんです。なるべく手軽にしたいタイプです。
(2ページに続く)