俳優イ・ミンホが、アラブ圏と中華圏を同時に掌握したスターとして浮上した。
イ・ミンホは、KBSワールドラジオが放送文化研究所に依頼し、9月3日から17日までの15日間で22ヶ国のアラビア語圏のリスナー約3000人を対象にインターネットでのアンケート結果で、アラブ人が「韓国人」といえば一番先に思い浮かべるの人物に選ばれた。これは、アジアを越えてアラブ圏まで延びていくイ・ミンホの莫大な影響力を見せている。
イ・ミンホは、アンケートの調査の回答者の中で14.8%の選択を受けて、韓流人気スターを追い抜いて堂々と1位を占めた。続いて、SUPER JUNIOR(10.8%)、EXO(9%)、俳優パク・シネ(5.1%)、パン・ギムン UN事務総長(2.6%)、パク・クネ統領(2.6%)の順に集計された。
アラビア語圏のリスナーは、韓国と言えば一番先に浮び上がるのは韓流コンテンツ(52.1%)と韓流スター(18.3%)を選択するほど韓流に対する認識が高い方だ。したがってドラマ「花より男子」、「シティーハンター」、「相続者たち」なで韓流をリードしてきたイ・ミンホの出演作品に接してこのような選択をしたことと推測される。特にイ・ミンホが、多様な作品を通して個性的な人気キャラクターを構築した点も評価されたようだ。
アラブ圏に限らず、中華圏でも以前と変わらない人気を誇っている。中国人民日報は、7月20日から8月5日までの現地での調査で、中国人が好きな大韓民国のブランドと韓流スターの候補を選定し、8月10日から8日間、ホームページとモバイルを通して「中国の消費者が選んだ2015大韓民国今年のブランド特別賞」の投票を進行した。
その結果、イ・ミンホは中国人が一番愛する韓流スターのひとりであると回答した。今度の投票が、進行された「大韓民国今年のブランド大賞」は、2003年から引継ぎ、消費者から愛される大韓民国最高のブランドを選定して発掘する行事で、伝統を引きついでいるという点で意味がある賞だ。「中国消費者が選んだ2015大韓民国今年のブランド特別賞」は、世界に向けて拡大する韓流スターの位相を反映して今年新設された部門であるため、イ・ミンホが数年間韓流スターとして最上の位置を守っていることを見せている。
イ・ミンホは、7月に韓国観光公社とともに広報映像に出演して韓国を広く知らせ、海外広報映像の中で最短期間に最高記録を連日のごとく更新してグローバル規模の影響力をアピールしている。2018平昌(ピョンチャン)冬期オリンピック大会と障害者冬季オリンピック大会の広報大使にも委嘱されるなど、韓国を代表する韓流スターとしての足場を固めている。