※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
tvNドラマ「仮釈放審査官 イ・ハンシン」11話(視聴率5.7%)は、オジョングループのために刑務所内の麻薬流通の濡れ衣を着せられ拘置所に拘束されたハンシン(コ・ス)と停職にされたソユン(クォン・ユリ)、そして特別税務調査を受けたファラン(ペク・ジウォン)など「仮釈放ズ」に最大の危機が描かれた。
ハンシンとジンチョル(イ・ドヨプ)は過去、スボム(チョ・スンヨン)が着せられた濡れ衣と同じ容疑で逮捕、拘置所に収監された。ソユンは私債業者のファランと協力をしたということを口実に品位維持違反の疑いで停職処分を受け、ファランのスマイルキャッシュは突然襲ってきた特別税務調査によって廃業した。さらにオジョングループ会長のドンマン(ソン・ヨンチャン)まで特別赦免で出所し、状況は最悪に突き進んだ。
しかし、このすべてはハンシンの予想通りだった。彼はドンマンが特赦で出てきて、自分に濡れ衣を着せることまで全て予測していた。何も言わずに拘置所に入ったのも、全て過去のスボムのような濡れ衣を着せられ、ドンマンの自滅を誘導しようとする計略だった。
これに対し仮釈放出所したスボムを中心にソユン、ファランなど「仮釈放ズ」と周辺人物が集まり刑務所麻薬事件再捜査を促す署名運動を行なった。これに加え、過去に麻薬事件を調査した検事のウク(パク・ジョンハク)が事件操作を認める自筆陳述書を書き、元刑務所長のハンソン(リュ・テホ)も直接警察署に出頭し、事件に関した真実を明らかにした。さらに、オジョングループの没落を直感した法務チーム弁護士のドンフン(キム・ミンジェ)も加わり、形勢を覆した。
多くの人々の努力の末にハンシンは拘束取り消し判決を受けて拘置所から出所。これは刑務所内の麻薬事件がオジョングループのねつ造であることを世の中に知らせる第一歩でもあった。自分を待つ記者たちの前に立ったハンシンは「オジョングループが金と権力でこれまで隠してきた真実がまもなく明らかになるだろう」という強烈な警告を飛ばした。
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