9月15日、かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール(東京・葛飾)にて、俳優パク・ソンフンの1stファンミーティング「PARK SUNG HOON JAPAN 1st FANMEETING <Fall in>」が開催された。
ドラマ「たった一人の私の味方」、「サイコパス ダイヤリー」などで名が知られたパク・ソンフンは、2022年と2023年に世界的大ヒットとなったNetflixオリジナルシリーズ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」パート1とパート2、2024年、「涙の女王」で立て続けに演じた悪役が話題となり、日本でも大人気となった。
今回、パク・ソンフンは日韓を通じて自身初のファンミーティングを東京で開催、会場はこの日を待ちわびたファンで2階席までびっしりと埋め尽くされた。
会場の照明が暗くなり、上下とも真っ白なスーツ姿で玉置浩二の「メロディ」を歌いながら登場したパク・ソンフン、黄色い歓声が上がる中、震える甘い声でせいいっぱいに歌いきり、「ずっと日本のファンの皆さんと会いたかったけれど、やっと夢がかないとても嬉しいです」とあいさつをした。
日本には何度も来たことがあるが、ファンミーティングは人生初というパク・ソンフン、「前日から歌を歌うことを考えると緊張のあまり逃げ帰りたいほどだった」と話し、「歌い終わったのでもうファンミーティングは半分終わったようなもの」と大仕事を終え、ほっとした様子で笑顔を見せた。
まず最初は出演作を振り返るトークコーナー。2008年のデビュー以来、多数のフィルモグラフィーを積み重ねてきたパク・ソンフン、ファンミーティングではその中でも人生のターニングポイントとなった代表作4作品について映像とともに当時のエピソードや人気を実感した瞬間などを振り返った。
2018年、韓国で最高視聴率49.4%を記録した大ヒットドラマ「たった一人の私の味方」では心優しいチャン・ゴレ役を演じ“国民の婿”と呼ばれるほどの人気を博し、俳優パク・ソンフンの名前をお茶の間に知らせたきっかけになった。街中で声をかけられることも多くなったという。
2019年、殺人の過程を詳細にダイヤリーに記録するサイコパスを演じた「サイコパス ダイアリー」では、左手で文字を書く練習に苦労したといい、サイコパスを演じる難しさを聞かれた際には、「台本に忠実に演じているだけで難しさは感じない…もしかしてサイコパスなのかな」といたずらっぽく答え、会場を沸かせた。
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