韓国大ヒットメーカーのスタッフ&キャストが結集し、本国で大きな話題を呼んだ映画『マイ・スイート・ハニー』(原題:甘い:7510)が、いよいよ5月3日(金)より丸ノ内ピカデリーほかにて全国公開する。
本作は、仕事中毒の製菓会社研究員チャ・チホ45歳が、明るく何事にもポジティブな41歳のシングルマザーのイ・イルヨンと出会ったことで初めて恋を知る物語。「コンフィデンシャル」シリーズや「タクシー運転手~約束は海を越えて~」「梟-フクロウ-」など、コミカルな役からシリアスな役まで様々な人物を演じてきたユ・ヘジンが、俳優キャリア27年目にして初めて挑むロマンティックコメディーに韓国では大きな話題を呼び、観客動員数100万人を突破した大ヒット映画!
今、韓国ラブストーリー作品がアツい!
今年に入り日本公開した韓国作品が多くある中、『セマンティックエラー・ザ・ムービー』(1/26)、『同感~時が交差する初恋~』(2/9)、『ラブリセット 30日後、離婚します』(3/29)、『パスト ライブス 再会』(4/5)、とラブストーリー作品が多く公開されています。4/5に公開した『パスト ライブス 再会』は海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、アメリカ・韓国合作の大人のラブストーリー作品で、2023年第73回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門出品、第96回アカデミー賞では作品賞、脚本賞にノミネートされるなど大注目を集めています。さらに、5/3公開の『マイ・スイート・ハニー』は懐かしい恋と青春の思い出が蘇りチホとイルヨン2人の不器用な恋に共感し、思わず応援したくなるラブストーリーです。この度、『マイ・スイート・ハニー』の日本公開を記念して、恋に臆病になっているあなたへ贈る、恋がしたくなる名作韓国映画5選を紹介します!
1.『猟奇的な彼女』(2003年)
原作は、1999年に大学生のキム・ホシクがパソコン通信の掲示板に書き込んだちょっとヘンな女の子とのデート体験談。これが人気を呼んで単行本化され、ベストセラーに。映画も恋愛映画では韓国映画史上歴代第1位の大ヒット。大学生キョヌが出会った美女は、シナリオライター志望で凶暴でちょっと変わった女の子。振り回されながらも彼女が好きになるキョヌだったが……。チャ・テヒョン、チョン・ジヒョン2人のスターを生み出し、その後に続く韓国ラブコメディブームの先駆けとなった『猟奇的な彼女』は、「ヨプキ(猟奇)」という言葉が流行するなど、若者を中心に小説、映画ともに大きな話題となった。
2.『きみはペット』(2012年)
2003年にTBSでTVドラマ化もされた小川彌生の恋愛コミックを韓国で実写映画化。主演は人気ドラマ「美男(イケメン)ですね」のチャン・グンソクと、「リメンバー・ミー」のキム・ハヌル。エリート街道を歩んできた出版社勤務のキャリアーウーマン、チ・ウニは、恋人にフラれたうえに職場では左遷され、初めて味わう挫折に失意のどん底にいた。そんなある日、一文なしだがイケメンのダンサー、カン・イノと出会い、イノは友達でも恋人でもない「ペット」としてウニの家に暮らすことになる。自由奔放だが繊細なイノとの生活に、次第に心癒されていくウニだったが…。キャリアウーマンと彼女の元で暮らすことになった才能高き若きダンサーが、“ペットとご主人様”という関係から次第に心を通わすようになる過程がドラマチックなエピソードとともに語られる。
3.『ビューティー・インサイド』(2016年)
眠りから覚めると外見が変わってしまう主人公の恋愛を描いた韓国製ファンタジックラブストーリー。男性、女性、老人、子ども、外国人など、目が覚めるたびに外見が変わるため、人に会う仕事ができないウジンは、インターネットを生かして家具デザイナーとして働いていた。ある日、家具屋で働くイスに恋をしたウジンは、彼女をデートに誘い、同じ顔を保つために3日連続で寝ずにイスと会う。しかし、眠気に勝てずに眠ってしまい…。目覚める度に外見が変わるウジンを、ユ・ヨンソク、イ・ジヌク、パク・シネ、コ・アソンら韓国の人気俳優、女優たちが演じ、上野樹里もウジン役のひとりとして韓国映画に初出演。イス役は「王になった男」「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」のハン・ヒョジュ。2015年、カンヌ国際映画際に出品されると、世界のバイヤーたちから熱烈な評価を受け先行買付が即決定。本国・韓国で公開された際には、世界中で人気の『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作や数々の話題作おさえ、ラブ・ストーリーとしては異例の大ヒットを記録している。
4.『ジョゼと虎と魚たち』(2020年)
日本でも2003年に実写映画化、20年にアニメ映画化された田辺聖子の短編小説「ジョゼと虎と魚たち」を韓国で映画化。キム・ジョングァン監督が日本実写版のエッセンスを巧みに取り入れながら、四季が織りなす美しい映像を背景に、足の不自由な女性と心優しい大学生の純愛を描き出す。大学卒業を控える青年ヨンソクは、道端に倒れている車椅子の女性に遭遇し、家まで送り届ける。足が不自由な彼女はジョゼと名乗り、祖母と2人きりで暮らしていた。本が大好きで独特の感性を持つジョゼに興味を抱いたヨンソクは、それ以来、度々彼女の家を訪れるようになるが…。四季が織りなす映像美に定評のあるキム・ジョングァン監督は「季節感のある風景とその中の2人の姿から、彼らの人生に思いをはせていく、そんな余韻の残る映画を作りたかった」と応じておりハン・ジミンとナム・ジュヒョクのW主演で新たな純愛ラブストーリーとして生まれ変わった本作は、誰もが共感できる感情がたくさん詰まった作品となっている。
5.『マイ・スイート・ハニー』(2024年)
ユ・ヘジン演じるチホは、他人との関係をうまく築けず、恋もしたことがない極端に内向的な性格の持ち主。そんなチホがいつも明るく前向きなシングルマザーのイルヨンと出会い、様々な変化を見せていくチホをユ・ヘジンが抜群の演技力で魅せる。そのユ・ヘジンの演技がコメディーの強度を上げ、物語の面白さも相まって公開初日から19日間で観客動員数100万人超えの大ヒットとなり、更には第28回春史国際映画祭で審査委員特別賞の俳優部門、監部門を受賞するなど、多くの観客に愛される映画となった。共演には、Netflixオリジナルドラマ「再婚ゲーム」、「品位のある彼女」、「シンイ ー信義ー」などに出演し、“視聴率女王”と称される女優キム・ヒソンが、チホに好意を寄せるシングルマザーのイルヨンを演じ、ユ・ヘジンとの息の合った演技を見せた。更に二枚目俳優のチャ・インビョ、「エクストリーム・ジョブ」でお馴染みのチン・ソンギュ、K-POPアイドルグループ出身のハン・ソナなど、実力派俳優が集結し物語を彩る。また。アッと驚くスターがカメオ出演していることにも是非注目して欲しい。
『マイ・スイート・ハニー』のチホやイルヨンと同じように恋に臆病になっている大人は少なくないはず。真っ直ぐで一途な主人公たちはいつの時代も性別、年齢を超えて人々の胸にジンと刺さるものです。個性豊かな登場人物の魅力、忘れられないセリフやリアルな設定、笑いながらもドキドキするこのロマンティックコメディーは、多くの人々に楽しいエネルギーをもたらしてくれます。ヒューマン映画の巨匠、イ・ハン監督の4年ぶりの新作となる本作が、観る人の心を引きつけ、温かい涙と笑いが混在した忘れられないヒューマンドラマの傑作として記憶されるはず!
今年もやってくる最大10連休のゴールデンウィーク。サブスクでは様々な恋愛映画を楽しむことができます。まだ見ていない作品、見逃していた作品を『マイ・スイート・ハニー』の公開と合わせてこの機会にぜひご覧ください!
【作品概要】
■邦題: 『マイ・スイート・ハニー』
■公開表記:5月3日 (金) 丸の内ピカデリー他にて全国公開
■監督:イ・ハン (「無垢なる証人」「ワンドゥギ」)
■脚本:イ・ビョンホン (「エクストリーム・ジョブ」(監督)、 「サニー 永遠の仲間たち」(脚色))
■出演者:ユ・ヘジン (「タクシー運転手~約束は海を越えて~」「コンフィデンシャル」シリーズ、「梟ーフクロウー」)
キム・ヒソン (「再婚ゲーム」)、チャ・インピョ、チン・ソンギュ、ハン・ソナ
■原題:『甘い:7510』 英題:『HONEYSWEET』 韓国映画/カラー/シネマスコープ/5.1chデジタル/118分
■製作プロダクション:MOVIEROCK
■翻訳:本田恵子
■提供:楽天 ■配給:松竹
■コピーライト:© MINDMARK Inc. & MOVIEROCK ALL RIGHT RESERVED
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5月3日(金)丸の内ピカデリーほかにて全国公開
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