SPK(エスピーケイ)エンターテインメントが、裁判所が所属歌手であるホン・ジユンが出した専属契約効力停止仮処分申請を引用したことについて、異議申請をするという意志を明かした。
3日、Edailyの取材結果、ソウル南部地方裁判所・第51民事部は同日、ホン・ジユンが所属事務所のSPKエンターテインメントを相手に出した専属契約効力停止仮処分申請に対して、引用決定を下した。
1995年生まれであるホン・ジユンは2021年に放送したTV朝鮮のトロット競演番組「ミストロット2」で2位に該当する“善”を獲得しながら名を広めた。「ミストロット2」のプロジェクト活動を終えた後には、トロットジャンルの新曲「愛の女王」を出し、活動を繰り広げた。この中でホン・ジユンは去る4月、「所属事務所と清算遅延、ファンカフェマネージャーの告訴、支援義務違反などによる信頼関係の喪失」などを理由に挙げ、専属契約効力停止仮処分申請を出した。
裁判部は「芸能活動の支援および管理の適正性、出演・公演の履行、各種費用支出および収益清算問題などに関し、当事者間で争いがあり、そのような問題の責任所在が誰にあるのかに関する主張および立場は克明に対立する」とし、「これは今後の本案訴訟で事実関係に関するより綿密な調査およびこれを基にした法理検討を経て、忠実に判断されなければならないと見られる」と判断した。
ただ裁判部は「相互間の信頼が崩れ、今後これ以上協力に基づいたマネジメント業務および芸能活動を期待しにくいほどに至ったことだけは明らかに見える」としながら、「上記のような事情を総合すれば、信頼関係の破綻の責任の所在は別論としても、専属契約の起訴となる信頼関係はすでに崩れ、契約関係をそのまま維持しにくい程度に達したと見るのが妥当だ」と、引用決定を下した理由を明らかにした。
これと関連してSPKエンターテインメントは裁判所に異議申請をするという立場。SPKエンターテインメントの代表A氏は同日、Edailyとの通話で「ホン・ジユンの一方的主要内容については、受け入れられたことがない。単純に信頼関係が崩れたという理由だけで引用決定を下した裁判部の判断を納得することができず、異議申請を提起する計画」と明らかにした。
WOW!Korea提供