韓国芸能プロダクションJellyfish Entertainmentに所属するボーイズグループ、”VERIVERY”(読み:ベリベリ)が、初の来日コンサートツアーとなる「2023 VERIVERY 1st CONCERT PAGE : O ASIA IN JAPAN 」を1月27日にZepp Namba(大阪)、1月29日にZepp Haneda(東京)にて2都市4公演を開催し、大盛況のうちに閉幕した。
「2023 VERIVERY 1st CONCERT PAGE : O ASIA IN JAPAN 」は、昨年、ボストンからメキシコシティまで、全16都市に及ぶ、アメリカ・南米ツアーに続くアジアツアーの一環としての開催。コンサートでの来日は今回が初めてであり、海外公演を通してスキルアップした彼らを一目見ようと多くのVERRER(読み:ベラー、ファンの公式総称)が会場に駆けつけた。
メッセージ性の強く、会場の期待感を煽るようなオープニング映像が流れ、白の豪華なジャケット衣装でメンバーがステージに登場すると昨年6月に発売したJAPAN 1st Single 「Undercover (Japanese ver.)」からスタート。しなやかで流れるようなダンスパフォーマンスを披露した後には、各メンバーより自己紹介を兼ねた挨拶を行い、「(東京の)皆さん、お元気ですかー?たくさんのステージを行なってきましたが、まだ緊張しています、、」(ドンホン)と語りかけた後に、「楽しむ準備できましたか!?」(ヨンホ)と一気に会場のボルテージを上げた。その後、内面の空虚に代弁される‘O’という空間の中で不完全な自分自身と向き合うというテーマで、夢幻的でありながらもセクシーな雰囲気をかき立てるR&Bダンス曲、「O」やレゲエポップベースの壮大なトラックと力あるボーカルの調和が引き立つ、ビルボードワールドデジタルソングセールスチャート1位を獲得した「Get Away」では、一糸乱れぬ“セクシー“なダンスパフォーマンスを披露し、デビューから4年経った彼らのキャリアを証明してみせた。
昨年11月14日に韓国・本国でリリースした、3rd Single 「Liminality - EP․LOVE」のリード曲で、自身最速でMV1,000万回再生突破し、早くも彼らを代表する曲となった 「Tap Tap」を披露するとLEDで映し出された映像とレーザーの相乗効果による演出で、会場の盛り上がりも最高潮に。MCでは、「この曲(Tap Tap)が、初めて僕たちに1位をもたらせてくれた楽曲ですね!」(ヨンスン)「トロフィーを皆さんご覧になりましたか?」(カンミン)「VERRERの皆さんのおかげで賞も取れたし、コンサートができました!」(ヨンホ)と韓国の人気音楽番組「SHOW CHAMPION」「Music Bank」両番組での1位獲得、「2022 Asia Artist Awards in Japan」アイコン賞受賞による、会場ロビーに展示された各トロフィーのことに触れ、改めてVERRERに感謝の気持ちを伝えた。
「ここからのステージを期待してください!」(ヨンスン)と呼びかけるとユニットステージがスタート。ケヒョン、ヨンホが、
back numberの「ハッピーエンド」をしっとりと力強いハーモニーで歌い上げれば、ドンホン、ホヨン、ヨンスン、カンミンは、
Chris Brownの「No Time Like Christmas」などをメドレーでキレのあるダンスパフォーマンスを披露した。
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