9月17日(土)、埼玉県・ところざわサクラタウン ジャパンパビリオンホールにて、ドラマ「軍検事ドーベルマン」初放送記念記者会見が開催され、主演俳優のアン・ボヒョンが出席した。
海外の報道陣の前での記者会見は初めてというアン・ボヒョン。ドラマのプロモーションとして公式初来日を果たした感想を聞かれると「『軍検事ドーベルマン』が日本で放送され、プロモーションで日本を訪問するとは夢にも思っていませんでした。今まで僕が出演した作品が日本で放送され、日本の視聴者の皆さんが喜んでくださり、しかも『軍検事ドーベルマン』という素晴らしい作品で日本を訪問することができてとても光栄です。このように海外のファンの皆さんに会うことは初めてです。なので、とてもワクワクしていますし、緊張もしています」と伝えた。
本作は、韓国でタブー視されてきた軍法廷を題材にしたもの。検事と軍人の間を綱渡りする“軍検事”にスポットライトを当て、上意下達の軍の世界で、階級を越えて、ド・ベマンとチャ・ウインが悪を裁き、真実を暴いていきながら成長していく過程を描いている。
ド・ベマン役を演じるにあたり気を遣った点を聞かれると「法廷ものを扱ったドラマはあったのですが、軍の中の法廷を扱ったドラマというのは、韓国では初めてでした。なので、そういった部分でいろいろと気を遣いました。監督さんや作家さんといろいろと話し、法廷ものなので馴染みのないものもたくさんありましたが、ドラマを通してたくさんのことを知ることができ勉強することができました。ド・ベマンというキャラクターは強く見せたいと思ったので、外見にもしっかりしたたくましい姿を見せようと思い運動も頑張りました」と当時を振り返った。
日本で放送されることについては、「韓国で『軍検事ドーベルマン』が終わって時間は経っていますが、日本に来るまでの飛行機の中でこのドラマがあって、機内食を食べながら観ることができてとても気分が良かったです。一生懸命撮影したドラマが日本で放送されるということで、まるで初めて放送されるような気分がしてとてもわくわくしています。日本の皆さんにまた新しい姿を見せることができて嬉しいです」と、目を輝かせた。
韓国では視聴率も高く、多くの人に愛された作品。本作は彼にとってどんな作品になったのだろうか。彼は「僕にとっては本当にチャレンジでした。主人公でもありますし、韓国で初めて軍の中の法廷ものでもありました。法律用語がたくさん出てくるので、上手く使いこなせるのかという心配もありました。なので、この作品は僕にとってターニングポイントとなった作品となりました。この作品を通してたくさんの自信を得ることができました。『キャラクターに沿って』という言葉があるのですが、僕もそうだと思いました。ド・ベマンは外見では強く見えるけど、内面は繊細で正義感にあふれています。そういったキャラクターに沿って僕自身も感情の変化がたくさんあったのではないかと思います」と感慨深く語った。
劇中アン・ボヒョンは、軍服姿や検事のスーツ姿など、さまざまな姿を見せている。お気に入りの服装については「やはり軍隊の中で起きることですし、ド・ベマンという人物が軍の中でいろいろなことを悟る内容です。ドラマの中で検事の服装や私服も着ましたが、ドラマを撮影しながら感じましたが、やはり軍服が一番似合うのではないかと思います」と話した。また、今後着てみたい制服について聞かれると、「機会があれば、海軍や陸軍、警察官という役柄を演じてかっこいい制服を着て一生懸命演技ができる機会があればと思いますし、一生懸命運動をして素晴らしい姿を見せたいと思います」と、次回作への期待感を高めた。
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