毎年開催されている国際宝飾展は、今年で24回目を迎え、メインイベントとの「日本ジュエリーベストドレッサー賞」の授賞式が、1月24日(木)東京ビッグサイトにて開催された。
この賞は、1年を通じて「最も輝いていた人」「最もジュエリーが似合う人」そして「今後もさらにジュエリーを身に付けて欲しい人」を世代別、男性部門のそれぞれに分けて選考される。
過去にはBoA、イ・ビョンホン、ウォンビン、少女時代と数々の韓流スターも受賞しているが、今年は特別賞・女性部門にKARAが受賞した。
他にロンドンオリンピック金メダリストの内村航平(特別賞・男性部門)、川島海荷(10代)、剛力彩芽(20代)、松嶋菜々子(30代)、永作博美(40代)、高橋恵子(50代)、由紀さおり(60代以上)、東山紀之(男性)が受賞。
レセプションホールにて、世界各国の宝石業界関係者と来賓、そして多数の報道陣が集まる中、盛大に授賞式は開始。
先日、成人式を迎えた剛力彩芽(20代)は、「ジュエリーをカッコよく、さりげなく身につけられるような女性になりたいです。」と満面な笑顔で喜びを表した。
30代部門の松嶋菜々子は、過去に20代部門でも受賞しており、今回が2度目の受賞となった。「まさか30代でもいただけるなんて感激しています」「30代は一歩一歩自分のペースで地に足をつけるように努力しながら進んできました。今回は“がんばり賞”をいただいたと思って本当に嬉しく思います」と20代で受賞した時よりもさらに輝いた姿でジュエリーを披露し、その美しさに会場からは一段と大きな歓声が上がった。
また、ジャズアルバムが世界的なヒットとなった最年長受賞者の由紀さおり(60代)は、「毎年のように、テレビでこの賞のリポートを見ながら、もう60代に入ったし間に合わないなあと思っていたところ、今回受賞できて本当に幸せです。」と、笑いの絶えない感謝のコメントを述べた。
さらにロンドンオリンピック金メダリストの内村航平が話し始めると、会場からは拍手喝采が湧き上がり、「普段は練習ばかりで、ジュエリーをつけることはほとんどありませんが、これを機にジュエリーが似合う男性になっていけたらいいと思います。」と、いつものハニカミ笑顔で語った。
また、「もしもオリンピックを東京に招致できたら、その時僕は31歳で少し体力に自信がない年になるけども、金メダルを目指してがんばっていきたいと思います。」と、2020年オリンピックの東京招致を大きくPRした。
そして最後に“今、最も勢いのあるK-POPスターで、ジュエリーの持つセクシーさ、そして華やかさに最もふさわしい”と紹介され、KARAが登場すると会場は一気に華やかな雰囲気に。
都合により欠席したスンヨンを除き、ギュリ、ニコル、ハラ、ジヨンの4人がそれぞれ個性的な明るいイエローやシャンパンゴールドのドレスに身を包み『サンゴパール&モリス・ルビーペンダント』を身につけて、かわいらしさの中にも華麗な姿で会場を魅了した。
代表でギュリが「こんなにすばらしい賞をありがとうございます。海外アーティストであるにもかかわらず、こんなにステキな賞をいただけるなんて、大変光栄です。このような貴重な体験ができたのは、応援してくださる日本のファンの皆さんのおかげだと思っています。本当にありがとうございます。」と感謝の気持ちを述べた。
また、授賞式後の囲みインタビューでは「よろしくお願いします!」と元気よく日本語で挨拶をしながらKARAが登場し、 ギュリは、メンバーの中で1番のジュエリー好きなのは、ハラとジヨンだと紹介。
ジヨンは「指輪とかブレスレットが好きです。」とキュートな笑顔で答えた。
先ほどの授賞式で受け取ったたくさんのジュエリーはどうするかとの問いに、ハラは「今日はスンヨンさんは来られなかったのですが、5人で分けます。」を即答。
また、今日のファッションのポイントについては「かわいく見えるようにしたんですが、かわいいですか?」と逆に記者たちへ質問。思わず笑みがこぼれる記者たちから、一斉に「かわいいですよ」との回答に最高の笑顔で喜びを返した。
ニコルは「ポイントは、これ(ジュエリー)です。」と愛らしい笑顔で答えた。
改めて今日の感想として、ギュリは「またいつかこんなすばらしい賞をいただけるように、日本でもさらに多くの活動をして頑張りたいと思います。今日は本当に幸せです。ありがとうございます。」と、深く感謝の気持ちを表した。
インタビュー終了後、報道陣すべてに「ありがとうございます」と日本語で丁寧に挨拶をし、フォトセッションが行われた。
2月には両国国技館にて、世界を代表するブライダルファッションデザイナー桂由美とのコラボレーションライブが予定され、今年は女性としての魅力も兼ね添えたKARAに会えそうだ。
取材:Korepo photo ham / report kimura atsuko