ミヨンの言葉は屈辱的だった。ジュニの家庭環境に対して非難を吐き出した。だが、彼は「ジナを絶対あきらめることはできません。お母さんが願われるようにすることができません。どうすることもできません。ジナなしでは」としながら自身の固い心を確認させた。そして後でジナがお母さんの行動を知っても自身は大丈夫だとしジナを抱きしめた。

 

そうかと思えばジナと2人だけで食事をする途中、申し訳ない思いで「うちの母の悪口してもいいよ」というジナの言葉にジュニは真剣に「初めてかわいく見えないね」としてジナを叱った。ユン・ジナだから愛してるというジュニの言葉のように、ユン・ジナの全てをありのまま愛するジュニの姿は見る人を感動させるのに充分だった。

また、独りで傷に耐えながらもジナと少しでも離れなくなくて中国への出張を断り、解雇の危機にまで襲われた彼だ。元ボーイフレンドとの不快なエピソードにもジナにいやな表情も見せないでジナの肩を持ち、かえって先に解決してあげることができなかったことに対して申し訳ないと思うジュニだ。

（3ページに続く）