「コラム」現代韓国の問題点/韓国の今を考える1

2017.07.14

韓国は今、激変期と言えるでしょう。1953年に朝鮮戦争が終わってから、韓国はとにかく国を豊かにすることだけを目指して走り続けました。その結果、他の国と比べものにならないほど速いスピードで経済的な発展を遂げたのです。しかし、経済発展重視の姿勢は社会的な問題を残しました。冨と権力が一部に集まりすぎたのです。


閉塞的なコネクション

どの社会でも財力と権力を多く持っている上位階級というものはありますが、韓国の場合はその進行速度や程度が片寄りすぎました。経済発展だけに目を取られていて、富の再分配、権力の牽制のための社会システム、それらに対する問題意識を備える時間と余裕が持てなかったのです。
その間、富と権力を持った人たちは閉塞的な自分たちだけのコネクションを作り上げました。地縁、学縁、血縁、そして婚姻関係で作られたそのコネクションは彼らが持っている富と権力を巨大なものにしました。
たとえば、サムスン、ヒュンダイ、LG、ロッテといった韓国の代表的な財閥はみんな親戚同然です。婚姻関係が強固だからです。
その婚姻関係には、歴代大統領を初めとした有力政治家や、「朝鮮日報」「東亜日報」「中央日報」といった韓国3大新聞社が入り込んでいます。彼らは金と力、世論を自由に操り、韓国社会を意のままにしてきました。(ページ2に続く)