「取材レポ」Royal Pirates「JAPAN First LIVE」ビルボード8位のイケメン・グローバルバンドが日本デビュー!

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アメリカ育ちのコリアンボーイズ3人によるグローバルバンド、Royal Pirates が、日本デビュ-! 3月24日に「SHOUT OUT」をリリースしたばかりの彼らが、31日、東京・ラフォーレ原宿で、日本初の日本初のライブ&サイン会を開催した。

 

メンバーは、リードボーカル&ギターのMOON、ベース担当のJAMES、ドラムのSOOYOON。ステージに登場した3人が「こんにちは!」と日本語であいさつすると、会場を埋め尽くしたファンはペンライトを振り、大きな歓声で応えた。

 

一曲目は、メジャーコードでさわやかなアメリカ・西海岸テイストの曲、「SHOUT OUT」。「こんにちは!」と軽くあいさつした後、アルバムからもう一曲「On My Mind」を披露した。ベースのJAMESは、終始キラキラとした笑顔。ステージの隅に立ち、ギターを大きく振って見せるパフォーマンスに、ファンのボルテージもアップ!

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「Royal Pirates!」と、拳を振り上げながら、司会が登場。英語と日本語を交えながらのトークがスタートした。司会が、「アルバム『SHOUT OUT』を買った人は?」と会場に尋ねると、大半が手をあげた。うれしそうに笑顔を見せる3人。

「この曲は、みんなで一緒に作曲したもので、ピュアな曲に仕上がっています。作曲したのは2年前に作曲です。当時は、ピュアだったんですよ(笑)」とMOON。

Royal Piratesというバンド名については、「SOOYOONさんと一緒に僕(MOON)が名付けました。Royalというエレガントなイメージと、Piratesの積極的なイメージ。その2つを結びつけた言葉です」と明かした。

 

アメリカ・カリフォルニア育ちの3人だが、バンド結成のきっかけは、MOONとSOOYOONが中学生の時に教会で出会ったこと。さらに、大学生になったとき、「音楽が得意なイケメンがいる」と、友人にJAMESを紹介され、現在のメンバーがそろったという。

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現在は韓国を拠点に活動中。

「韓国ではテレビでの活動が中心でライブがなかなかできないので、日本でこうしてみなさんに会えてうれしいです!」と、日本での活動にも強い意欲を見せた。

 

日本については、「食べ物がおいしいですね。ラーメン、とんかつが好き。でも、食べられないんです。ダイエット中なので」と、MOON。SOOYOONは、「東京に来て、3人でプリクラに行ったんです。そうしたら、『男性同士はダメ!』と店員に言われてしまって。どうしてですか?(笑)」。JAMESは、「日本の方は礼儀正しく、街もとてもきれいで気に入りました」と、それぞれのエピソードや感想を語った。

 

また、MOONには、日本でついた新しいニックネームがあるという。

「“チャラ男”です。本当は違うんですよ!」というMOONを、JAMESは「彼は真の男です。チャラ男ではないのに、ザンネンですね(笑)」とかばう場面も。

 

陽気な彼らには、欧米独特の自由な空気が感じられる。そんな3人が次に歌ったのは、One Directionの「What makes you beautiful」。MOONとJAMESが軽くジャンプしながら息を合わせるノリは、まるでアメリカかイギリスの学園ドラマの一場面のよう。彼らにぴったりのチョイスだった。また、サカナクションの「夜の踊り子」を歌うと、一転して、声を伸びやかに聞かせるJ-pop風に。七色に変化する可能性を秘めたバンドであることを見せつけた。

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2度目のトークタイムは、それぞれの特技について。

「JAMESは、ルックスがよく、ベースが上手い。他はどうよ? 何ができるの?」という司会のちょっぴりイジワルな質問にも、JAMESはキラキラ笑顔。

「知らない人が多いのですが、高校と大学で水球をやっていました。運動すること、体を動かすことが好き。マーチングバンドでトランペットを吹いていたこともあります」

そして、自ら作詞作曲したラブソングを披露。ベースをアコースティックギターに持ち替え、スローテンポの曲を英語で歌う。しっとりと歌い上げるJAMESに会場は引き込まれ、終わると大きな拍手が送られた。

 

次に登場したのは、SOOYOON。ステージに現れると、「ヒュー!」とあちこちから大きな歓声が。

「ドラムの担当ですが、僕も歌えますよ」と、ジョー・コッカーの名曲「You are so beaufiful」を英語で、観客を見渡しながら、時に笑顔を交えて披露した。

知っている日本語を聞かれると、「めっちゃ好きやねん」「めっちゃべっぴんやなあ」と、なぜか関西弁ばかり。「僕もぺっぴん?」とおどけて、ファンの笑いを誘った。

 

最後は、ボーカルのMOON。

「いつもは歌っていますが、ほとんどの楽器が得意です。今日はドラムをやります」と、スティックを手に取り、軽やかなドラムさばきで魅了した。

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最後の曲は、ビルボードのワールドミュージック部門で8位にランクインした「Drawing the Line」。そして、アンコールは、同じくアルバム収録曲の「You」。いずれも透明感のあるサウンドが、聞いていて心地いい。

「アジアを代表するバンドになったらうれしいです!」というRoyal Pirates。英語と韓国語、そして日本語で歌い、語った1時間半のライブは、言語の壁だけでなくロック、R&Bなど音楽のジャンルも超えて自由自在に活躍する彼らの未来を予想させるステージだった。

 

取材Korepo(KOREAREPORT INC)

 

写真提供 © 2014 Apple of the Eye Co., ltd.&IMX,Inc. ALL RIGHTS RESERVED.

 

Royal Pirates日本公式サイト http://www.royal-pirates.jp/

 

2014.04.10