「個別インタビュー」ユ・スンホ&EXOシウミン共演「キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち」、パク・デミン監督が明かすキャスティング&撮影秘話!

2017.01.10

韓国ではよく知られる伝説の詐欺師キム・ソンダルを若手実力派ユ・スンホが演じ、EXOのシウミンの映画初出演作としても話題となった映画「キム・ソンダル 大河を売った詐欺師たち」。
本作は、朝鮮時代を舞台に、明るく大胆不敵な詐欺を働き続けていたキム・ソンダル率いる詐欺師チームが、民を清に売り飛ばす悪行を働く、国の絶対権力者に復讐するため、持ち主のいない大河(大同江=デドンガン)を売りつけるという前代未聞の計画に挑む姿を描いた全く新しい時代劇エンタテインメント。

セクシーさとお茶目さまで兼ね備えたキム・ソンダルを見事に表現したユ・スンホ、詐欺師チームの末っ子的存在で、清らかな心を持つキョン役としてスクリーンデビューを果たしたシウミン、キム・ソンダルを頼もしく支える“相棒”を演じた怪優コ・チャンソク、紅一点の占い師を演じた超個性派女優ラ・ミランが詐欺師チームを形成。最強の敵ソン・デリョンには、圧倒的なオーラを放つ演技派チョ・ジェヒョンが扮して、ピリリとした対決を繰り広げ、予想だにしない結末に観客も爽快に騙される!

映画「影の殺人」(2009年)でデビューし、本作では監督・脚本を手がけ、豪華キャストを相手にエモーショナルな演出力を発揮しながら、迫力のある怒涛のアクションシーンを作り上げたパク・デミン監督が、1月20日(金)からの劇場公開に先駆け、プロモーションのために来日し、インタビューでキャスティング秘話や撮影エピソードなどを語ってくれた。

Q.-伝説の詐欺師として、韓国では有名なキム・ソンダルの物語を映画化した理由を教えてください。
韓国では有名な詐欺師として、説話では紹介されてきたんですが、映像作品としては1950~60年代に作られて以降、なかったんです。こんな面白い人物がいるのに、映画化されていないというのがもったいないと思って、ぜひ作ろうと思いました。ところが、不思議なことに、シナリオを書いているとき、他の映画制作会社でも、キム・ソンダルをモチーフに映画化しようという動きが3社ぐらい出てきたんです。運よく、スムーズに作業が進められたので、こうしていち早く公開できましたが、タイミングが一歩遅かったら、大変なことになっていただろうと思います。

キム・ソンダルが魅力的な理由は、詐欺師というと悪役のイメージがありますが、説話の中でも、両班(ヤンバン=貴族階級)を騙していて、庶民から見ると、ヒーロー的要素を持った人物だということです。その部分を上手く表現できれば、現代劇のヒーロー物のような痛快さも出せるだろうと思い、映画化しました。


Q.説話の中に登場するキム・ソンダルは、経験豊かな老詐欺師だとか。本作では若く美しく、セクシーな人物として描いていますが、それはどうしてですか?
説話では、余裕があって、歩き方もゆっくりで、それでいて人を騙して、世の中の出来事を風刺するという人物として登場しますが、そのイメージで映画化すると、つまらないなと思ったんです。むしろ、若々しい活力を吹き込み、走り回りながら、人を騙すことを楽しんでいる人物にしたかったので、若くてセクシーなキャラクターにし、そのイメージにぴったりなユ・スンホさんにお願いすることにしました。(2ページに続く)