俳優チャン・グンソク、ウノ坊ちゃまからテギルまで [最高だ、チャン・グンソク①]

2016.06.13

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朝、起きれば顔が変わる。顔付きはもちろん年令と性別も変わる。毎朝、全く違った人物になる男の話を取り上げた映画「ビューティー・インサイド」の話だ。俳優という職業もこのようなものではないか。 もちろん映画のように毎日顔が変わるわけではないが、作品ごとに全く違った世の中で生きるキャラクターに出会っていく。そのため俳優にとって最大の称賛のひとつは、俳優自身ではなくキャラクターだけが見えるというものだ。

子役俳優出身で、比較的若い年齢で沢山の演技の経歴を積んだ俳優チャン・グンソク。 彼は人生の半分以上を演技者として生きてきた。子役から始まって病弱な美少年の若旦那を経て非運の王子テギルまで、チャン・グンソクが俳優人生で出会った最高のキャラクターを集めてみた。

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◇ 「ファン・ジニ」キム・ウノ役
ビジュアルショックだった。朝鮮の絶世の美女ファン・ジニの初恋にふさわしかった。俳優チャン・グンソクは、2006年にKBS 2TVのドラマ「ファン・ジニ」にウノ坊ちゃまで出演してお茶の間の女心をあっというまに魅了した。花のようなビジュアルに初恋の思いを抱いたファン・ジニ(ハ・ジウォン)を忘れることができず、恋煩いにかかる純情派の若旦那だった。以前は子役のイメージが強かったが、「ファン・ジニ」以来チャン・グンソクは、大韓民国の少女の初恋の対象になり、その後は順調に大人の演技者として独り立ちするようになった。

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◇ 「快刀ホン・ギルドン」 イ・チャンフィ役
その次に挙げられるキャラクターは、2008年に終映したKBS 2TVのドラマ「快刀ホン・ギルドン」のイ・チャンフィ役だ。「ファン・ジニ」のような時代劇で朝鮮時代を背景にしているが、カラーは完く違う。チャン・グンソクの演じたチャンフィは、先王の嫡子(一般に正室の生んだ男子のうち最も年長)だったが、危うく死の危機を逃れて世の中に存在しない立場で生きて行く人物だ。チャンフィが胸に抱いた復讐心を表現するためにチャン・グンソクは、常にシックで悲しみに満ちた雰囲気を演出した。非運の王子という設定のためだろう。マンガから飛び出したようなビジュアルがいっそう輝やかしかった作品だ。

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◇ 「ベートーベン・ウィルス~愛と情熱のシンフォニー~」カン・ゴヌ役
同じ年の年末に終映したMBCドラマ「ベートーベン・ウイルス」では、音楽の天才カン・ゴヌ役を演じた。全てに置いて率直で元気にあふれる性格だ。ビジュアル的にも大きな変化を与えた。髪を短く刈って、ひげも生やして男らしいイメージを強めた。自分の生まれついた天才性に気づかず生きてきたが、カン・マエ(キム・ミョンミン)とトゥルミ(イ・ジア)に会って才能を育てた成長型の人物だ。

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◇ 「美男<イケメン>ですね」ファン・テギョン役
国内外で沢山のファンを集めたSBSドラマ「美男<イケメン>ですね」 (2009)のファン・テギョンは、彼の代表的なキャラクターのひとつだ。韓国最高の人気グループであるエンジェルの核心メンバーで、最近はやりの「ツンデレ」(表では冷たいが、陰で密かに気をつかっているという意味の新造語)の定番と言える。自分が素晴らしいことをあまりにもよく分かっているので、身勝手な部分も多い。しかし、コ・ミナム(パク・シネ)が好きで、彼女の前では妙に可愛くなるテギョンの変化が見る楽しさのポイントだった。特にキャラクターをいかしたチャン・グンソクの独特なイントネーションが大きく注目を集めた。

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◇ 「テバク」ペク・テギル役
チャン・グンソクは、3月に初放送したSBSドラマ「テバク」で2年ぶりに地上波のドラマに復帰した。彼が演じているテギルは、王の血統を受け継いだが生きていくことができないという数奇な運命に生れついた。そのため「賭博の神」として成長した。作品のためにチャン・グンソクは干潟にはまったり、絶壁から落ちたり、なんと蛇をかんで食べるなど熱演中だ。あらゆる苦労を通して「イケメン」も捨てた彼は、過去のイメージを完壁に脱ぎ捨てたという好評を得た。発展に発展を繰り返すチャン・グンソクは、次はどんな姿で我々の前に現われるだろうか。(②に続く)