「取材レポ」John-Hoon 、ファン、バンドマンと一緒に作り上げた日本デビュー10周年ライブ!

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John-Hoon「これからの10年もよろしくおねがいします」 ファン、バンドマンと一緒に作り上げた日本デビュー10周年ライブ!

日本デビュー10周年を迎えた John-Hoonが 4月4日の名古屋を皮きりに5日 兵庫、8、9の両日東京と「 John-Hoon 10th Anniversary Tour 2015 -SONG FOR YOU」を開催。
日本全国のファンに10年の感謝の気持ちを届けるべく4公演を行った。

John-Hoonは、2000年韓国で 男性デュオ「UN」として歌手デビュー後、2006年、日本ソロデビュー。 日本人アーティストと変わらないスタイルで、様々な楽曲を日本のファンに届ける傍ら、堪能な日本語を駆使し、ドラマ、映画、バラエティ、CM、日本で行われるK-POPイベントの司会とマルチに活躍してきた。

今回のライブは、入隊のために、約3年間の空白期間があったにもかかわらず、長く愛してくれたファンへの感謝の気持ちを形にしようと、ファンからリクエストを募り、John-Hoon自ら企画にも参加。
生バンド演奏によるスペシャルなステージを作り上げた。
4月9日(木)東京会場となる新宿文化センターは、日本デビュー10周年を一緒にお祝いしようと日本全国から駆けつけたファンでいっぱいだった。

スクリーンに10年の活動の写真と「これからの10年がはじまります」の文字が現れると、ライブのカウントダウンが始まり、ステージ二階からJohn-Hoonが登場。
「walk」で軽快にライブはスタート。
オールバックにブルーのジャケットに身を包んだJohn-Hoonはまさに“大人の男”といった印象。
二曲めの「僕らなりの詩」が終わると、手を振り、「こんにちは~!久しぶりにコンサートして緊張して死にそうです。皆さんの笑ってる顔を見て自信がつきました」と緊張からか、あいさつも少し早口といった様子のJohn-Hoon。

 

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「二人の記念日」、「Glass rain」とバラードが続き、「『Glass rain』は、 名古屋、大阪と歌ったけど…今日が一番良かったね~失敗したらどうしよ…って思って」と、ほっとした表情を浮かべ、少しずつ緊張感が和らいできたようだ。
大人のラブバラード「ラストラブ」の次は「韓国の曲です。軍隊でいっぱい歌いました。軍へ行く男の気持ちを歌った曲です」とJohn-Hoonの解説があり「ヌネパルピョソ」は始まった。

「この3ヵ月は、中国でドラマを撮ってました。Instagramも始めたけど、Instagramに載せてない写真を」と見せてくれたのが、中国ドラマ「武神趙子龍」撮影中の写真の数々。
ブルーの衣装で弓をひく凛々しい姿に会場からは「おー!!!」「かっこいい~」と感嘆の声があがり、ワイヤーに吊られてる写真には笑いが起こった。
スタッフが刀をステージに持ってくると、John-Hoonは韓国、日本、中国の刀でのアクションの違いを実践。その姿に「かっこいい!」と拍手と歓声が上がり、トークの中では、この日一番の盛り上がりを見せた。

「次は、アコースティックコーナーです。好きな曲選んでアレンジしてみました。好きになるかもしれない~」と、はにかみながら話し、コーナーは始まった。
アコースティックギターの音に John-Hoonの 甘い声が映える「花一輪」。ペンライトを振ることさえ、忘れてしまうファンが、続出。
「『花一輪』は、今より日本語を知らなくて、(曲の)内容知らなくて、でも、恋に落ちた曲です」とレコーディング当時のエピソードを披露してくれた。

韓国語の「ハル(一日)」と日本語の「春」の2つの意味をかけているというロマンチックなナンバー 「ハル(一日)」は、ピアノの演奏に John-Hoonの声がぴったりはまっていて、微動だにせず聴き入るファン。そしてアコースティックコーナーの最後は、裏声も綺麗な「eternal」で締めくくられた。
「(3曲を)アコースティックにアレンジしましたが、みなさんが聴く時には、優しく、楽に感じてもらえるように歌わないといけないから、難しくて…」と打ち明け、照れるJohn-Hoon。

「新曲は聴いてくれましたか?10年の思いを込めて作った曲です」と紹介し、歌い始めた 「special day」。新しい季節の始まりを告げる爽快感あふれる楽曲に、ファンは手拍子し、そのリズムに体が自然と動いてしまうと会場にはさわやかな空気が流れた。
次の「taboo」では、ドラムビートのきいたノリの良い曲に、ノリノリのファンたち。

 

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携帯の着信音にスマホ画面をのぞく が、不思議そうな顔でその画面をバンドマンに見せ、「何?」と聞いて回るJohn-Hoon。
その芝居につき合ってくれる日本人4人のバンドマンとの息もぴったり!
ドラマーの「なんだこれ?」(変顔)から次の曲「地球人」が始まった。
盛り上がって曲が終わると、スマホを触りながら「これ迷惑メールだったよ…アホか(笑)」とつぶやきながら退場していく John-Hoonに会場は笑い渦に。

スクリーンに、John-Hoonの日本デビュー10周年を祝うファンのメッセージ映像が流れる。凝った映像も多く、客席からは、何度も「おー!」という声がもれていた。最後には、《メッセージありがとう John-Hoon》という手書きの文字が流れ、ファンにはうれしいサプライズも。

白いロングジャケットで再登場した John-Hoonは忘れられない恋人を思うしっとりとしたバラード「Still believe」を歌唱。
「ソンムル(贈り物)」が終わると、客席から「John-Hoon大好き!」の声がかかり「俺も!だれ?」と声の主を探すお茶目なJohn-Hoonにファンもメロメロ。

ポジティブなラブソング 「君を守りたい」では、「君を守るから~♪」の歌詞の部分で、客席を指差し、どや顔の John-Hoonにファンは、「きゃー!」と黄色い声を上げた。

「皆さん立ってください!」の John-Hoonの掛け声で、総立ちの会場。John-Hoonのデビュー曲でアップテンポの 「シリウス」が始まった。「君♪」の歌詞の時は、振り向きざまに、客席を指差し、二曲続けてのドキュンポーズに、ファンの興奮は、最高潮!!
「smile」では、伴奏の「チャチャチャ」に手拍子の「チャチャチャ」で答えるファン。
歌い終わると、泣き真似したり、頭の上でハートを作ったりしながら、ステージから退場していくJohn-Hoon。

 

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「アンコール!」の声の中、ツアーTシャツ姿で登場したJohn-Hoonは「サクラtears」を熱唱。
「今日はどうでしたか?」の問いに「良かった~!!」と、あちこちから返ってくると、満面の笑みで応えていた。そして「サポートしてくれたスタッフの皆さん、バンドマンの皆さんに拍手!!」とファンと共に、ライブを作る側の仲間にも感謝を表していた。
「これからの10年もよろしくお願いします。あっ!忘れてましたが、5月に北海道で会いましょう!一緒に楽しみましょう!北海道で!」と笑いを交え告知もバッチリ。

「最後の曲です!皆さんの大好きな曲!」に歓声が上がり「オウム」がスタートすると、体を揺らし、 John-Hoonの声とリズムに身を任せるファン。

タオルを投げ、「ありがとうございました」と何度もあいさつをした後、ステージを去ろうとするが、ファンの切ない声に、立ち止まり、去ろうとして、立ち止まり、を繰り返し、ファンをドキドキさせた後は、笑顔でステージに戻り「クニョエゲ(彼女へ)」を歌い始めた John-Hoonに、この日一番大きい「きゃー!」がプレゼントされた。

やりきった後の爽快感あふれる表情で「ありがとうございました」と客席の右に左に中央にと、あいさつして退場したJohn-Hoon。バンドマンも退場したが、John-Hoonを呼ぶ声は収まらず、もう一度ステージに戻ってきたJohn-Hoonとバンドマン。全員で手をつなぎ、深々とお辞儀をし、ファンへの感謝を表現し、2時間強のライブは終演となった。

甘い歌声、バラエティに富んだ楽曲、流暢な日本語で、ファンを魅了し、はにかむ表情が、デビュー10年とは思えない可愛らしさがあり、そのギャップでファンを魅了するJohn-Hoon。
「これからの10年もよろしく」と John-Hoon本人も 言っていたように、今後の活躍からも、目が離せない。

 

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

 

■John-Hoon Japan official web site  http://www.john-hoon.jp/

■Making Memories with John-Hoon 2015TOWAミステリーイベント in 北海道

日時:2015年5月30日(土)
会場:北海道 グランドパーク小樽ほか、小樽各所

イベント詳細:www.mentorshop.net/towa2015

2015.04.10