お笑い芸人のキム・チョルミン、SNSで「抗がん治療はこれ以上できない……最後までがんばる」


肺がんで闘病中の韓国のお笑い芸人キム・チョルミン。健康状態の悪化が伝えられ、ファンや関係者の心配を呼んでいる。

キム・チョルミンは19日、自身のフェイスブックにメッセージを投稿。「フェイスブックの友達のみなさん、そして私のために祈ってくださっている方々、私がステージ4の肺がんによる闘病生活に入って2年余りがたちました」と切り出し、「現在の体の状態では、抗がん治療をこれ以上受けることができません」とつづった。

さらに、キム・チョルミンは「この間、12回の抗がん治療、5回にわたる頸椎の手術、70回の放射線治療、10回のサイバーナイフ治療を受けました。今は2時間おきに鎮痛剤を打っています」と明かした。

それに続けて、「全身にがん細胞が広がっている状態だが、あきらめずに堪えています」とし、「最後までがんばります。みなさんも健康に気をつけて幸せに過ごしてください」と締めくくった。

今月16日、キム・チョルミンは自身のユーチューブチャンネルで「別れの時間が迫っていますね」というタイトルの動画を投稿。3分ほどの動画では一言もしゃべらず、まばたきしながら画面を見つめるだけの姿を公開し、視聴者の心配を呼んでいた。

キム・チョルミンは闘病生活を自身のSNSで公開し、ファンとのコミュニケーションを続けてきた。今年4月末には、「4.30 抗がん治療9回目の日。勝つぞ」というメッセージとともに、髪の毛を剃った写真を公開していた。

キム・チョルミンは1994年にMBCの「公開採用コメディアン」5期生としてデビュー。2019年8月にステージ4の肺がんと診断された。

WOW!Korea提供

2021.08.19