“未成年者への性的暴行容疑”で収監されたKRIS(元EXO)に5億元(約84億円)の損害賠償請求…主演ドラマ側が提示


未成年者を含む女性への強姦(ごうかん)容疑(日本でいう強制性交等罪)で中国公安に逮捕された韓国アイドルグループ「EXO」の元メンバー、KRIS(30/ウー・イーファン/クリス・ウー)が、80億円台の損害賠償請求を提起されたことが伝えられた。

中国の芸能メディアなどによると、KRISが主演を務めたドラマ「青簪行」が放映を前に事件が勃発したことで、大きな危機に直面した。そこで制作側は5億元(約84億円)の損害賠償請求を提起したという。

ドラマ「青簪行」は中国テンセントが6億元(約101億円)を投資し制作された大作だ。KRISが主演し、相当部分の撮影を完了していた。しかし事件発覚後、SNSでKRISに関するすべてのコンテンツを削除。また、KRISの顔をAI技術で変更させるという話も出たていたが、制作側はこれを否定している。

KRISは未成年者を含む女性たちへの性的暴行容疑を受けている。元恋人と主張する人物がSNSを通して暴露文を投稿したことから、警察の捜査が始まった。

一方、KRISは中国系カナダ人で、2012年に韓国アイドルグループ「EXO」としてデビューした。2年間の韓国活動後、所属事務所SMエンタテインメントに専属契約効力不存在確認訴訟を提起、その後は中国へ戻り独自の活動を続けている。彼のWeiboのフォロワーは5000万人を超えていた。

WOW!Korea提供

2021.08.16