グループWanna One出身のライ・グァンリンが、所属事務CUBEエンターテインメント(以下、CUBE)を相手に提起した専属契約効力の不存在確認訴訟で勝訴した。
17日午後、ソウル中央地裁第48民事部は、ライ・グァンリンがCUBEを相手に提起した専属契約効力不存在確認請求の宣告公判を行った。
この日裁判所は「原告と被告の間で締結された専属契約効力は存在しないことを宣告する」とし、「訴訟費用は被告が負担する」と判決を下した。
2019年7月、ライ・グァンリンは弁護人を通じてCUBEに専属契約の解約を通知し、その後、ソウル中央地方裁判所に専属契約の効力停止を求める仮処分申請を提出した。当時ライ・グァンリン側は、「CUBEがライ・グァンリンの中国内での独占的マネジメント権限を第3者のTAJOYエンターテインメントに譲渡し、その対価としてライ・グァンリンに支給した専属契約金の数十倍に達する金額を受け取った」と主張した。これに対しCUBEは、「ライ・グァンリンのマネジメント業務を行う中で、すべてのスケジュールと契約進行時に当事者に説明し同意を得た」と反論した。
同年11月、ソウル中央地方裁判所はライ・グァンリンがCUBEを相手に提起した専属契約効力停止仮処分申請を1審で棄却した。CUBE はこれに対して「裁判所の決定にライ・グァンリンとの専属契約関係を維持しつつ、当事者間の対話を通して円満な解決方案を模索する計画だ」と立場を明らかにした。
その後昨年5月、ライ・グァンリンがCUBEを相手に提起した専属契約効力停止仮処分申請の控訴も棄却され、ライ・グァンリンの弁護人側は仮処分申請事件とは別に専属契約の効力がないことを確認するため本案訴訟を提起した。これにより4度の弁論期日が行われ、裁判所は双方の間に専属契約の効力が存在しないという判決を下した。
一方M、ライ・グァンリンは 2017年に放送されたMnet 「PRODUCE 101 シーズン2」に出演し、プロジェクトグループWanna Oneとしての活動し大きな人気を得た。以後、中華圏を中心に活動を続けてきた。