「コラム」SHINeeのテミンが所属する軍楽隊とはどういう構成なのか

SHINeeのキーのインスタグラムより

 

SHINeeのテミンは5月31日に兵役のために入隊した。今後は陸軍の軍楽隊に入り、18カ月の軍務を全うしていくことになる。仲間のキーはSNSに「いってらっしゃい!」という書き込みと一緒に写真を掲載した。

 

軍楽隊の各部門
SHINeeのテミンが入る陸軍の軍楽隊とは、どういうところなのか。
陸軍の各師団の軍楽隊員は25人前後によって構成される。
軍楽隊の隊長は、階級でいえば中尉から少領(少佐)くらいの職業軍人が担当する。職業軍人といっても、音楽大学を出ているとか専門的に音楽を学んだ人である。
なお、軍楽隊で重要なのは楽器の編成である。それでは、師団に所属する軍楽隊には、どんな楽器の担当者がいるだろうか。

◆金管楽器
主に真鍮(ブラス)で作られているが、唇の振動で音を出す楽器であって、金属でできているかは関係がない。
通常の軍楽隊では、金管楽器の中ではトランペット、トロンボーン、ユーフォニアム、チューバ、スーザフォンなどが編入される。
金管楽器は全体で12人前後て編入されるのが一般的だ。この中で人数が多いのがトランペットとトロンボーンである。

◆木管楽器
かつては木で作られていたが、今はかならずしもそうではない。楽器の分類で言うと、「金管楽器以外の管楽器」という意味で使われることが多い。
通常の軍楽隊では、木管楽器の中ではクラリネット、フルート、ピッコロ、サクソフォーンなどが編成される。そして、木管楽器は全体で10人前後が編入されるのが一般的だ。この中で人数が多いのがクラリネットとサクソフォーンである。

◆打楽器
軍楽隊においては打楽器が特に重視される。力強いリズムを刻むことが軍務に合っているからである。
打楽器の数は非常に多いが、通常の軍楽隊で使われるのは、シンバル、大太鼓、小太鼓である。このような打楽器の場合は4人前後が編入される。
以上の通りだが、SHINeeのテミンは何を担当するのだろうか。いずれにしても、軍楽隊で大いに頑張ってほしい。

文=「ロコレ」編集部

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コラム提供:ロコレ

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2021.06.01