校内暴力によりドラマを降板した俳優のジスが虚偽事実を流布し、悪意のあるコメントを残したネットユーザーたちに対する法的対応を行っていると明らかにした。
ジスは27日、自身のインスタグラムに長文の投稿を掲載した。これは今年3月4日にインスタグラムへ校内暴力を巡る論議に関する直筆の謝罪文を掲載した後、初めてのSNS活動になる。
虚偽事実が書かれた投稿やデマが事実のように受け入れられている状態のため、余儀なく法的対応を決心した過程も伝えた。
これに先立ち、ジスの法律代理人側も同日、公式報道資料を通じて「ジスは校内暴力に対する主張が提起された後、直ちにSNSに直筆の謝罪文を掲載し、連絡が取れるすべての方々に謝罪をした。提起された主張の中には事実と異なったり、完全に虚偽である事実が多かったが、ジスは過去の自分の行動を反省する意味で、その部分について一切の対応を取らなかった」と明らかにした。
そして「しかしジスが過去“性犯罪を犯した”というなどの明白な虚偽主張がオンラインを通じて拡大・再生産され、ジスが沈黙し反省する間、上記のような主張がすべて真実であるように受け止められている。これにジスは虚偽事実をただし、真実を明らかにするため、情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律違反(名誉棄損)などの疑いで刑事告訴を行い、現在虚偽のコメントを掲示した者たちに対する捜査が行われている」と明らかにした。
以下、ジスのインスタグラム投稿全文
こんにちは。ジスです。
前回掲載した文を通じて、私の気持ちを伝えた後、私は幼い頃から今に至るまでの私の人生を振り返りながら、反省する時間を持っています。15年前、中学生時代に正しくなかった行動によって、その時に傷つけられた方々だけでなく、俳優として私を信じて支持してくださった多くのありがたい方々にまで被害を及ぼすことになり、心から申し訳なく思っております。
約2か月前、匿名コミュニティサイトなどに私に対する疑惑を提起する数多くの文章やコメントが掲示され、最初の投稿を含む多くの文章やマスコミの報道の中には、数多くの誇張され歪曲された話や、明白な虚偽事実が含まれていましたが、私のために傷を負った方々や出演中だった作品に被害を及ぼさないために、私は一切の弁明のないまま早急に謝罪の気持ちを込めた文を掲載し、連絡のつく方々には心から謝罪を申し上げ許しを受けました。
上記のような虚偽の文章の中には、私が性的暴行を犯したという虚偽の内容のコメントもあり、このような文章が話題になると、これを掲示した方がまず連絡をしてきて、本人のコメントは事実ではなく、誤った内容が話題になり申し訳ないと謝罪をなさり、直々に自身のコメントの修正や削除要請をした事例もありました。
しかし複数の匿名コミュニティには依然として虚偽の事実を含む数多くの文章が残っている状況であり、一部の作成者たちは私が同性に性的行動を強要したり、他人との性的関係の動画を配って見ていたというなどの明白な虚偽事実を話題化させた後、コメントを削除し姿をくらましもしました。
私はこれまでいつかは真実が明らかになるという信念で、私の過去に対する反省に集中する時間を持っていましたが、私が反省をするために沈黙している間、虚偽の内容がまるで事実であるように受け入れられており、虚偽事実に対しては、余儀なく法的な対応を行うことに決定しました。
明白な虚偽事実といかなる実体もない歪曲された話が事実であるかのように受け止められる状況の中で、私を最後まで信じてくださる方々にも、手遅れになる前に真実を知らせようと法的な対応を始めました。投稿が虚偽という事実は、掲示された直後から認知しておりましたが、私に対する論議で放送中のドラマに、これ以上ご迷惑をお掛けしたくなく、告訴はドラマの放送終了後に行いました。
現在、虚偽事実を掲示および流布した者たちに対する告訴で捜査が進行中であり、これからも虚偽事実を流布する者たちや、無分別な悪質な文章またはコメントをする者に対しては、積極的に法的な対応を続けていく考えです。
ただし、私はこのような法的な対応とは別に、私の過去に対する省察を続け、より良い人間になるよう努力してまいります。私のせいで多くの方々にご心配をおかけし、今一度申し訳ないという言葉を申し上げます。
WOW!Korea提供