譲寧大君は、「奇怪な現象が起きている。生きている死体だからセンシと呼ぶ。忠寧大君がセンシのために義州に行った」という知らせを聞いた。譲寧大君は江寧大君に何が起きたのかと太宗に聞いた。しかし太宗は、譲寧大君から酒の匂いがしたのでだらしがないと怒った。譲寧大君は「そうだ。一杯飲んだ。センシが現れたからだ」と言い返した。
太宗はさらに怒り、「センシが誰なのか知っているのか。軍官だった。お前が山城の警備をしっかりしていたら、こうはならなかった。お前の弟がセンシに攻撃されたんだ」と怒鳴った。譲寧大君は「先に言ってくだされば、こうならなかったのに。国の命運がかかったことが起きたなら、最初に私に話してくださるべきでは」と寂しさを吐露した。すると太宗は「妾と遊んでいるヤツの苦しい言い訳だな。それに誰に先に話そうが、私の勝手だ」と断固たる態度を見せた。太宗が席を立つと、譲寧大君は立ちふさがった。「私が必ずこの刀でみんな殺してやる」と言った。
一方、忠寧大君は義州でヨハン(ダーシー・パケ)とマルコ(ソ・ドンウォン)に会い、センシについて聞いた。忠寧大君はジギョム(オ・ウィシク)とヨハン、マルコと共に居酒屋に行った。マルコは妓生がなぜ来ないのかと言うと、センシになった妓生が現れた。ヨハンが悪霊を追い払おうと十字架を持った。それでもセンシは死なずに蘇った。首を絞められた忠寧大君はかろうじて命は助かった。
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