韓国のパク・ファヨン監督の2作目となる問題作「大人たちは知らない」(監督 イ・ファン)が、4月に公開される。

9日「大人たちは知らない」 側は、4月公開を確定させ、“18ポスター”の2種を電撃公開したことを知らせた。

「大人たちは知らない」は家庭と学校から見捨てられた10代の妊婦「セジン」が家出4年目の同い年の友人「ジュヨン」と一緒に険しい遺産プロジェクトを始めることから繰り広げられるストーリーだ。

今回の映画は2018年に10代のリアルな生存期間を描き熱い話題と好評を呼んだパク・ファヨン監督の新作として、最近深刻な社会問題を台頭している“学校暴力”イシューは勿論のこと、距離を置くことしかできない青少年らの現在の居場所と暗い現実の断面をありのままに照明をあてていく。“10代妊婦の 遺産プロジェクト”という破格的な素材と演出で、前作に続き独歩的な世界観を開くイ・ファン監督の2作目作品として、第25回釜山国際映画祭では韓国映画監督総合MEGABOX賞、KTH賞を受賞する快挙を達成。その作品性と話題性を認められ、2021年上半期の独立映画界最高の期待作として注目を受けている。

ここに独歩的な演技力で忠武路に彗星のように現れた新鋭イ・ユミとEXID出身の女優アン・フィヨン(ハニ)が各々家出少女「セジン」と「ジュヨン」 役を担った。イ・ユミはパク・ファヨンに続き「大人たちは知らない」でもセジン役を演じ、前作の世界観を更に拡張させるキャラクターセジンを繊細に表現した。

またアン・フィヨンがEXIDハニから本名のアン・フィヨンへと役者としての新たなスタートを知らせるなど、スクリーン初デビューを遂げる。ドラマ「XX」「SF8 - 白いカラス」「まだNot30」などで女優としての位置を固めている彼女はセジンの遺産プロジェクトを助ける家出4年目の同い年ジュヨン役を完璧に演じ、これまで見たことのない新たな顔へと変身した。

これと同時に公開された「18 ポスター」の2種を見ると、10代の家出少女セジンとジュヨンを完璧に扮する姿が注目を集める。強烈な色彩の「18セジン」ポスターは世の中のどこにも逃げ場がない疲れ切ったセジンの姿が、「18ジュヨン」ポスターには反抗的な眼差しと全てに無関心を表す表情のジュヨンの姿が見られ、漠然とした明日に対する不安と危険な状況に陥っていく彼女たちのストーリーに対する好奇心を増加させる。

ここに「前から関心なかったじゃない、私達に」という正直で大胆なキャラクター達の叫びを込めたキャッチ―コピーがポスター全面を埋めつくし「大人たちは知らない」のタイトルと連結し強烈な印象を伝えている。

「大人たちは知らない」は 4月に公開する。

WOW!Korea提供