※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
1日に放送されたtvNドラマ「LUCA:The Beginning」9話では、ジオ(キム・レウォン)が連れ去られたクルム(イ・ダヒ)と子どもを助けるために正面突破する様子が描かれた。
ジオはチョルス(パク・ヒョククォン)の策略でクルムと子どもがソン(キム・ソンオ)に連れ去られて激しく怒った。ウォニ(アン・チャンファン)に会ったジオは「クルムに出会って子どもができて、初めて生きたいという希望ができた。生きなきゃという勇気も出てきた」と本音を打ち明け、ジンファン(キム・サンホ)を捕まえてヒューマンテックに近づく意思を見せた。そしてジオの無謀な計画を止めたウォニも助けることになった。
その頃、ジンファンはクルムに会い、ジオの居場所を聞いた。誰も信じられないクルムは、見つかった遺骨が本当に自分の両親なのかDNA検査をするよう要求した。チョルスは予想していたかのように、すでに準備しておいた偽の検査結果を出した。クルムは信じ難い現実に涙を流し、ジンファンは子どもの父親がジオだと知って衝撃を受けた。
チョン室長(チョン・ウンチェ)がチョルスの弱点を利用してその座を奪おうと、チョルスを崖っぷちに追い込んだ。チョン室長が明かしたチョルスの弱点とは、人類の進化という名目でジオを作り出したジュングォン(アン・ネサン)と違い、疾病のない人間を作ろうとした内部告発者のクルムの父ヨンジェ(キム・ヒョンミン)を殺害したことだった。
ジオに人間の人生を与えようとしたヨンジェは、ヒューマンテックからジオを奪おうとしてチョルスに捕まり、殺されたのだった。「殺人ではなく、ミスをしたことが問題だ」とチョルスに冷たく警告したチョン室長は、ヨンジェ死亡事件をねつ造していたこと中断し、ソンをはじめ殺人の濡れ衣を着せて奴隷に下人たちを退職させるよう指示した。そしてチョルスには辞表を持たせた。
チョン室長はジョンア(チン・ギョン)と手を組み、どんなウイルスにもびくともしない免疫体を開発して世界経済を飲み込む野心を表した。
窮地に立たされたチョルスはジョンアよりも先にジオを手にするため、クルムのところへ行って脅迫した。ヨンジェがジュングォンと共に“怪物”ジオを作り、その能力が父親を殺したのだと耳打ちした。続けてジオさえ呼べば、子どもと楽に暮らせるようにしてやると言った。
クルムが揺れている間、ジオから電話がかかってきた。チョルスはジオをジョンアの別荘に呼んで、ヒューマンテックと戦わせようという策略を立てた。
家族を助けるためにジオの暴走は止まらなかった。止めようとしたユナ(チョン・ダウン)は血を吐いて倒れ、後から駆け付けたソンに抱かれて死んでしまった。大きなショックと痛みを感じたソンの怒りは頂点に達した。復讐心に火が付いたソンが、ジオの目の前で「お前の友達だから殺すんだ」とウォニを脅かしてジオをさらに怒らせた。
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