※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
27日に放送されたtvNドラマ「ヴィンチェンツォ」3話では、ヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)がバベル製薬の事件に関連する巨大カルテルの実態を知る様子が描かれた。
ヴィンチェンツォはユチャン(ユ・ジェミョン)を通じてバベル製薬事件に関して知った。バベル製薬の臨床試験の損害賠償訴訟は、父ユチャンと娘チャヨン(チョン・ヨビン)が熾烈に争っている事件だった。バベル製薬の発売を控えた新薬が、麻薬性成分が主材料になっていることを知ったヴィンチェンツォは、これをユチャンに伝えた。もし新薬が発売されれば、韓国に麻薬が広がるのと同じだ。麻薬が大量流通される危険な状況だった。ユチャンはどんな手を使ってでもこれを止めようとしていた。
しかしヴィンチェンツォの考えは違った。バベル製薬事件の裏には巨大なカルテルが形成されていた。ユチャンが相手にしようとしている人も、商売人ではなく怪物だった。ヴィンチェンツォは「道が行き詰った時は、そこから抜け出すのが一番賢明なことだ」と事件から手を引くよう助言した。ユチャンはすでに事件の本質を把握していたのだ。逃げた研究員のミンチョル(キム・ジンボク)と接触したユチャンは、バベル製薬がおこなった不正実験について全てを知っていた。あまりに危険なことだと知っているため、ユチャンは一人で全てを抱えながらバベル製薬を止めようとしたのだった。
さらに見えない黒い手の動きも本格化した。ローファーム傘の統制のもと、チャン会長(クァク・ドンヨン)の別荘で行われた新薬実験の研究員が被害に遭った。全ては闇の背後がチャン会長に直接指示したことだった。研究員の一人が逃げ出し、まだ行方が分かっていないことを知ると、彼らは別荘を爆発させて全ての研究員を死に至らしめた。ニュースでそれを知ったユチャンは激しく怒り、事件現場に駆け付けた。
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