一方、普段から料理男子だというチョ・インソンは主に料理担当。ランチタイムでワタリガニラーメンを出すのに、前日仕込みをしたが、あまりにも集中していたため、チャ・テヒョンから「このバラエティは笑いのポイントがないんだよね?」とつっこまれ、笑いを届けている場合じゃないと答えるチョ・インソン。「笑いが必要なのに、どこを見て笑えばいいの?」と嘆くチャ・テヒョンに苦笑いするチョ・インソンのやり取りが絶妙だった。
また、早起きをして手際よく朝食を作り、いざ食べ始めたが、お客さんが来てしまうということが3度も続き、食べながらも外の様子をキョロキョロ気にしながら、あげくの果てには立って、かっこむという、仕事優先の責任感や誠実さが出ていた。一見、完璧に見えるが、ちょっとおっちょこちょい(?)なのもチョ・インソンの魅力かもしれない。会計でお客さんを待たせないように、お客さんが手に取った商品をこっそり盗み見し、小声でチャ・テヒョンに伝えたが、見間違いをしていたり、仕入れた生卵を運んでいるとき、2つ落として割ってしまったり。
料理をしながら、カメラと会話を交わしたり、炊飯器の音声ガイドにいちいち反応したりする姿も面白いし、村の美しい風景を前に、チャ・テヒョンが「こういう場所は彼女と来なきゃいけないんじゃない?」と言うと、「新年から何を言うんですか。今年はダメですね(笑)。でも、一人でいるよりマシじゃないですか」と雪景色をバックに写真を撮るなど、気さくな姿が随所に見られた。
このような二人の奮闘、掛け合いだけでも面白いが、アルバイトとして豪華ゲストが加わるのもこの番組の見どころだ。チャ・テヒョンが直接電話でオファーをしたのが女優パク・ボヨン、同じくチョ・インソンがオファーをしたのが俳優ナム・ジュヒョク。
他にも、ユン・シユン、チョ・ボア、パク・ビョンウン、キム・ジェファ、ユン・ギョンホなどそうそうたる俳優たちの登場が予告された。
これだけの俳優たちが一挙に出るバラエティとは、なんとも贅沢であり、今後の放送が楽しみでしかない。