≪韓国ドラマNOW≫「シーシュポス: The Myth」4話、チョ・スンウとパク・シネが川に飛び込む決意をする=あらすじ・ネタバレ


※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

25日に放送されたJTBCドラマ「シーシュポス: The Myth」4話では、招待されなかった人たちの様子が描かれた。

ブローカーのパク社長(ソン・ドンイル)の案内でテスル(チョ・スンウ)が目撃した別の世界の秘密は、衝撃よりも吐き気がするほどのものだった。天才工学者の知識では人間のような情報量の多い物体は絶対に時間制御が不可能なはずだが、目の前で繰り広げられる“魔術”は、違った。“重さ2.73g、縦・横・高さ18mmの正方形の加工砂糖”より全ての面において情報の価値が大きなスーツケースと人間がまるで複写されたものように時空を移動したのだった。

そのせいか“ダウンローダー”のトラブルも多かった。密入国者たちは服も最低限のものだけなど、最少情報だけに減らしても成功確率はたった10%だった。たとえその確率を突破しても、二人のうち一人は取締局に捕まるため、最終的な定着確率は5%にしかならなかった。さらに同じ位相に同一情報があった場合、“タイムパラドックス”により一つはなくなってしまう。それでも今到着したヒョンギB(コ・ユン)のように人たちは生きるか死ぬかという状況で現在に渡ってきている。


こんなに低い確率にもかかわらず、アップローダーに乗る理由は“後悔”だった。到着してすぐ取締局に捕まったヒョンギBは、「テサン(ホ・ジュンソク)がいる所を教える」と取引して、テスルと現場から抜け出した。その後、ヒョンギBの自宅に向かったテスルとソヘ(パク・シネ)は彼の後悔を知った。病気の母親(ソン・ビョンスク)は雑穀米と野菜だけ食べるように医者から勧められたのに、ラーメンばかり食べていた。その日も血糖値が高いのにラーメンばかり食べていることに腹を立てたヒョンギは家の外に飛び出し、母親からかかってきた電話にも出なかった。その時はそれが最後になるとは思わなかった。だからヒョンギBはその日に戻ってラーメンを作ってやり、母親の最後を共にしてこれまでのわだかまりを解消した。

しかしこれも長くは続かなかった。ヒョンギBが到着した廃工場から追いかけてきた取締局が自宅まで来たのだった。取締局による銃の乱射でヒョンギBは命を落とし、テスルとソヘは歯を食いしばって脱出を試みた。取締局に包囲されて絶体絶命の瞬間、テスルがブタンガスの沸点を利用し、冷たいコーラと合体させた“コーラロケット”を取締局に向けて発射。見事に命中した。

さらに銃が装着されたドローンで追いかけられると、ソヘは「逃げてばかりでは耐えられない」と判断して真っ向勝負を決めた。ドローンが近づいてくるタイミングに合わせて車の窓を開け、銃を撃つなど様々な方法で戦い続けた。テスルの絶妙な運転が功を奏した。

こうして取締局の包囲網から抜け出したように思ったが、逃走経路を全て規制されて逃げ道がなくなった。そこでテスルは橋の下に飛び降りるのが最善の方法だと判断。数学的計算まで終えて、飛び降りる時につないだ手は離さなければならないという結論まで出し、飛び降りた瞬間、取締局の銃に撃たれたソヘはテスルの手を離して一人で底に沈んでいった。

WOW!Korea提供

2021.02.26