これと共にジョンア(チン・ギョン)の恐ろしく衝撃的な野心も明らかになった。ジオのように超越的な力を持った子どもたちを複製して新たな時代を開き、全ての富と名誉を手にしようとしていたのだ。これを“栄光の時代”だと称したジョンアは、“最初の成功体で全ての細胞を分け与え、消えるべきL.U.C.A”がジオの運命だと説明。これに対してチョルス(パク・ヒョックォン)はジオを細胞複製後、殺すつもりだと伝えた。
ヒューマンテック研究所の残酷さは、オ教授に続いた。ジオの存在を知っているオ教授を連れ去り、事故を偽装して死に追いやったのだ。耐えていた悲しみを爆発させたクルムは号泣。クルムはジオと同じように一人になってしまった。
一方、ジオに向けたソン(キム・ソンオ)の狂気あふれる執着も増幅していった。爆発する車の中から辛うじて生き残ったソンは、ジオの能力と自分との差を実感。ソンは強力な力を得るため、許容値以上の強化剤を要求した。その後、ソンは行方をくらましたジオを捕まえるため、クルムを連れ去った。
これを知ったジオはウォニ(アン・チャンファン)のところへ行き「俺はもう逃げない」と宣戦布告し、怒りの反撃を始めた。ジオは望みの場所であるデパートにソンを呼び出した後、はぐらかした。配電盤の電気を切り、停電させたジオは駐車場に一人残ったテオ(キム・ミングィ)と対決した。テオを一瞬で制圧したジオはクルムを助け出し、「死なずに生き残れば君のところに行く。記憶を失っても君のところに行くから」と約束して去っていった。
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