執行猶予中に再び麻薬を投薬したとの疑惑を受けている韓国・南陽乳業創業者の孫でインフルエンサー、さらには歌手パク・ユチョンの元婚約者としても知られるファン・ハナ容疑者が7日午前、拘束前被疑者審問(令状実質審査)を受けるため裁判所に姿をみせた。
この日午前9時55分ごろ、ソウル西部地裁に出席したファン容疑者は「麻薬投薬の容疑を認めるのか」「恋人など、周りの人の極端な選択(自殺を指す)に責任を感じているか」など記者の質問には一切答えず、足早に裁判所へと入っていった。
到着した際のファン容疑者は帽子を目深に被り、首元にはマフラーを巻いていたため表情を確認することはできなかった。
なお、ファン容疑者に対する令状実質審査はクォン・ギョンソン令状専門判事の審理により同日午前10時30分に開始。令状(逮捕状)が発布されるかどうかについては同日午後に決定するものとみられる。
これを前にファン容疑者は2015~2019年、歌手兼俳優のパク・ユチョンら知人と共に向精神性の医薬品を数回投薬した疑いで拘束起訴された。昨年7月、一審で懲役1年に執行猶予2年を言い渡され釈放された。検察とファン・ハナ側はいずれも控訴したが、二審は双方控訴を棄却した。
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