登場人物紹介
間宮 響(まみや・ひびき) 26歳 (主演:竹内涼真)
自動車整備工として働く主人公。
高校時代から付き合っている恋人の来美と同棲している。高校時代は弓道部に所属していた。
料理が得意。忍耐強くあきらめの悪い男。死と隣り合わせの“終末世界”を生き抜く逞しいサバイバー。
小笠原 来美(おがさわら・くるみ)26歳 (中条あやみ)
優秀な成績で有名大学医学部を卒業し、研修医として働く。
自分に厳しいしっかり者だが、響の前では年相応の顔も見せる。高校時代は響と同じ弓道部に所属していた。
ある事件をきっかけに響の前から姿を消してしまう。果たして響と生きて再会することができるのか…?
等々力 比呂(とどろき・ひろ)26歳 (笠松将)
警察官。機動捜査隊所属の巡査部長。街に残された生き残りのうちの一人。
目的のためには時に冷徹な判断が必要だと考えている現実主義者。
響、来美とは高校の同級生。
柊木 佳奈恵(ひいらぎ・かなえ)21歳 (飯豊まりえ)
街に残された生き残りのうちの一人。近隣の大学に通う大学3年生。
どこか冷めたところがあり、他人と距離を置いている。
死と隣り合わせのサバイバルを経て徐々に響に心を開いていく。
本郷大樹(ほんごう だいき)35歳(大谷亮平)
警察官。機動捜査隊所属の警部補。街に残された生き残りのうちの一人。
この異常事態の中でも、市民の安全を守るという警察官としての職務を
全うしようとする正義漢。等々力の上司。
宇和島雅臣(うわじま まさおみ) 68歳(笹野高史)
街に残された生き残りのうちの一人。小説家。
名が知られているほどではないが、小さい文学賞をとったことも。
文学だけでなく音楽や絵画への造詣も深い。
甲本洋平(こうもと ようへい) 46歳 (マキタスポーツ)
街に残された生き残りのうちの一人。引っ越し業者。
中間管理職として、引っ越し屋のアルバイトたちを束ねる。未婚の独身。
「長いものに巻かれろ」タイプで、上にはへりくだり、下には厳しい。
三原紹子(みはら しょうこ) 40歳(安藤玉恵)
街に残された生き残りのうちの一人。介護士。
治療や介抱を率先して行う、癒やしの存在。
一人娘の結月と共に生き残った。母親として我が子を守るためなら何でもする。
三原結月(みはら ゆづき) 10歳(横溝菜帆)
街に残された生き残りのうちの一人。小学5年生。
紹子の娘。喘息の持病があり、定期的な薬の摂取を必要とする。
異常事態下で知らない大人たちに囲まれ怯えていたが、響には懐いていく。
吾妻伸二(あづま しんじ) 36歳(鈴之助)
街に残された生き残りのうちの一人。バイク便ライダー。
筋肉と体力に絶対的な自信を持っている肉体派。
面倒見がよく、他人から頼られたいタイプ。
ユン・ミンジュン 24歳(キム・ジェヒョン)
街に残された生き残りのうちの一人。韓国からやって来た。
引っ越し屋のアルバイトで、甲本の部下。言葉は少なく無口だが、本当は心優しい青年。
特技はテコンドー。
ストーリー
———その日、すべてが奪われた。
自動車修理工の間宮 響(26)は、高校時代からの恋人 小笠原 来美(26)と同棲中。
当たり前の日常。すぐ側にある温もり。この幸せが一生続くと思っていた―――
密かにプロポーズの準備をしていたその日、響は不運にもトンネル崩落事故に巻き込まれてしまう。
閉じ込められて4日、命からがらトンネルから脱出すると世界は一変していた。
誰もいない街。届かない電波。大破した交通網。
ラジオから繰り返される緊急避難指示。街中に残された血痕。
この街に一体何が起こったのか?
異常事態の中たったひとり取り残されてしまった響は、恋人の来美を必死に探すが、どこにも見当たらない。
やがて響は、この街が警戒区域として封鎖されてしまったことに気が付く…。
しかしその中にも、わずかに生き残った人々が……
彼らはこの絶望的状況をともに生き抜く仲間か?それとも——
見たこともない脅威が次々と襲い掛かる絶望的状況。
空白の4日間、この街を何が襲ったのか?
“世界の終わり”のような極限状態の中、
響は最愛の恋人・来美を捜し出すことができるのか⁉
通信手段なし、逃げ場なし、生存確率0%
に占拠された世界の最期を生き抜け!!
極限のサバイバルラブストーリー
(3ページに続く)