【韓国映画特集】『徐福』の監督がパク・ボゴムを「演技が動物的だった」と評した意味は?

映画『徐福』の演出を担うイ・ヨンジュ監督は映画『建築学概論』で成功をおさめた。この作品は恋愛映画で初めて観客400万人を突破して初恋ブームの社会現象を巻き起こしており、それだけの才能を持ったイ・ヨンジュ監督が今度はクローン人間をテーマにした異色作に取り組んだ。

パク・ボゴムの演技の特長

イ・ヨンジュ監督は理科系出身の演出家らしく緻密な構成で物語を作っていく。その「緻密な構成」の中心にクローン人間を配置したのが『徐福』のユニークなところだ。そして、そのクローン人間を演じたのがパク・ボゴムなのだ。
イ・ヨンジュ監督は、『徐福』のオンライン制作報告会においてパク・ボゴムを起用した理由を語った。
「パク・ボゴムさんは最近有名な俳優ですので印象も良く、秘密めいた神秘的なイメージもありました。それで依頼したのですが、キャスティングも成功しました」
つまり、クローン人間という「秘密めいた神秘的なイメージ」にパク・ボゴムはピッタリというわけだ。
さすがに、見る目が違う。
さらに、イ・ヨンジュ監督はパク・ボゴムについて語った。
「パク・ボゴムさんは演技をする時にとても動物的でした。感情を緻密に計算することもありましたが、集中力が光っていました」

そう述べたうえで、イ・ヨンジュ監督はパク・ボゴムの演技上の特長をズバリと指摘している。
「彼は、瞬間を変えてしまう目つきとエネルギーがありました」
こういう言葉を聞くと、パク・ボゴムの演技がますます興味深くなる。

映画『徐福』はどんな映画なのか

〔『徐福』のテーマ〕
映画『徐福』は、人類初のクローン人間をめぐる人間同士の暗躍を描いている。そのクローン人間に扮するのが、人気絶頂のパク・ボゴムだ。そして、コン・ユが扮するのは国家機関のエージェント。人類の命運を握ったクローン人間をめぐって様々な勢力が激闘するのだが、その中でコン・ユが演じるキャラクターも大いに奮闘していく。
〔『徐福』の撮影〕
『徐福』は2019年5月から撮影を行ない、2019年10月にすべての撮影を終えた。その後はずっと編集作業を行なっていて、ようやく2020年12月に韓国で公開されることになった。

〔映画『徐福』のタイトルの由来〕
クローン人間が「徐福」と呼ばれるのには由来がある。クローン人間は複製なので「不老不死」に該当するが、徐福もまた不老不死にまつわる人物なのだ。時は、中国を史上初めて統一した秦の始皇帝の時代にさかのぼる。始皇帝は、欲しいものをすべて手に入れ、人々の羨望を一身に集めていた。そんな彼にも、たった一つだけ自分の力ではどうもできないことがあった。それは老いを防いで長寿を全うすること。始皇帝は死を極端に恐れた。そこで始皇帝は、不老長寿の薬を探した者に莫大な褒美を取らすというお触れを出した。すると、徐福という者が始皇帝の前に現れて、不老長寿の薬をかならず探すと宣言した。結局は探すことができなかったのだが、「徐福伝説」が各地に残り、徐福は不老不死を象徴する人物になった。それによって、不滅のクローン人間を扱った映画のタイトルに起用されたのだ。

構成=「韓流テスギ」編集部

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