韓国・裁判所がクラブで他の客と争った過程で、これを止めた市民を暴行して傷害を負わせた容疑で法廷に立ったラッパーシジェム(27・本名リュ・ソンミン)に懲役刑を宣告した。
ソウル西部地裁刑事3単独チン・ジェギョン裁判官は障害の容疑で裁判に掛けられたシジェムに懲役6か月に執行猶予2年を言い渡し、120時間の社会奉仕を命じたと28日明らかにした。
シジェムは、2018年12月、ソウル龍山区にあるクラブで他の客Bさんと喧嘩をしているところ、これを止めたCさんを暴行した容疑で起訴された。Bさんの連れだったCさんは、顔を拳で殴られ全治4週の傷害を負った。
事件当時Bさんは、ステージで踊っていたシジェムに「ステージの水が周囲に飛び散らないように注意してほしい」という趣旨で言った。しかし注意をしてくれという発言から口論になり、シジェムがBさんの頬を叩くと喧嘩に発展した。
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