お笑いタレント出身の女優クァク・ヒョナが自身の同意なしに胸の露出シーンが盛り込まれた映画を配布し、精神的に苦痛を受けたとして映画監督のイ・スソンを相手に起こした訴訟で勝訴した。
クァク・ヒョナは23日、自身のツイッターに「勝訴しました。これまで応援していただいた方々ありがとうございます」というコメントとともに記事へのリンクを掲載した。
クァク・ヒョナがリンクを添付した記事は、イ・スソン監督を相手に起こした1億ウォンの損害賠償請求の訴訟で勝訴したという内容だ。
クァク・ヒョナは2012年にイ・スソン監督の映画「眺めのよい家」に出演することに市し、上半身の露出シーンは撮影しないことにした。しかしイ・スソン監督は撮影開始後、「流れ上必要な部分」だと説得し、クァク・ヒョナは露出シーンを公開するかどうかを後で自分が決定する条件で撮影した。
イ・スソン監督はクァク・ヒョナの要求通りに2012年の劇場公開時は露出シーンは削除したが、2013年11月に問題のシーンを追加しIPTVなどを通じて有料で提供した。
これにクァク・ヒョナは露出シーンを許可なしに公開し、人格権が侵害されたとし、財産上損害3000万ウォンと、精神的苦痛による慰謝料7000万ウォンなどの1億ウォンを請求する訴訟を起こした。
23日にソウル中央地方の民事83単独イ・イェリム判事は「2000万ウォンを賠償せよ」と原告の一部勝訴判決を下した。裁判部は「イ・スソン監督がクァク・ヒョナの同意なしに性的羞恥心を起こす胸の露出シーンが含まれた映画の無削除版を頒布し、原告の肖像権を侵害する不法行為を犯した」と判断した。
WOW!korea提供