【時代劇が面白い】韓国時代劇で一番目立つ5人の主役女性は誰か(歴史編)

個性的な2人

仁粋(インス)大妃
〔1437~1504年〕
7代王・世祖(セジョ)の長男・懿敬(ウィギョン)の妻。懿敬は世子だったので、本来なら王妃になるはずだったが、懿敬が19歳で夭逝したために叶わなかった。しかし、彼女が産んだ二男が9代王・成宗(ソンジョン)となり、王の母にあたる“大妃”となって絶大な権力をふるった。しかし、孫の燕山君(ヨンサングン)に暴力をふるわれ、それが原因で亡くなった。

黄真伊(ファン・ジニ)
〔生没年は不明〕
10代の頃には、あまりの美貌に求愛する青年が続出したという。中には、恋煩いの末に亡くなった人も出た。

そうしたことに心を痛めて、妓生(キセン)になったと言われている。すばらしい芸術性に恵まれ、詩歌や舞踊の才能が卓越していた。時代劇『ファン・ジニ』のモデルとなったが、その詩歌は韓国の教科書に載るほど著名だ。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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2020.09.06