「コラム」本を通してヒョンビンが語る1「自分自身を再発見したい」

ヒョンビンが海兵隊に入隊したときのドキュメンタリーとなっている本が、『ヒョンビン、限界に挑む。—-海兵隊入隊 ドキュメンタリーBOOK』である。その中で、ヒョンビンが印象的な言葉を残している。

乗り越える力

ヒョンビンは2011年3月7日に海兵隊に入隊した。
これからの訓練を前に、ヒョンビンはこう語った。
「俳優になってからこれまで、作品ごとに、いかに忠実になれるかだけに没頭してきました。だから自分自身について、十分に考えることができませんでした。軍隊にいるあいだ、自分を見つめる時間がたくさんあればと思います。20代を締めくくり、30代の俳優になる前に、この場所で自分自身を再発見したい、そんな期待をしています。生まれ変わるためには、試練も必要だと思います。すべての面で自分の限界を確かめ、それを乗り越える力を身につけたいです」(『ヒョンビン、限界に挑む。—-海兵隊入隊 ドキュメンタリーBOOK』より)
そして、一緒に訓練に励む同僚についてもこう述べていた。
「映画であれドラマであれ、私がこれまでやってきたことも、考えてみれば、いつでも新しい人間たちとチームを組んで、新たな何かを作り上げる作業でした。訓練所でも、やはり同じだと思います。環境や年齢も異なり、別々の関心を持った兵士たちが集まってはいるけれども、共通の目標を持っているんです。目標に向かって力を合わせ、私がこれまでやってきたように最善を尽くすならば、たとえいくらかの困難があったとしても、やっていけるだろうと思っています」(『ヒョンビン、限界に挑む。—-海兵隊入隊 ドキュメンタリーBOOK』より)

このように、ヒョンビンは共に励む同僚たちのことを「共通の目標を持っている」と信頼していた。
そうした同僚たちと助け合いながらヒョンビンは訓練を続けた。

「本の紹介」
『ヒョンビン、限界に挑む。—-海兵隊入隊 ドキュメンタリーBOOK』
キム・ファンギ著/大門孝司訳/シン・ミシク&ソン・ミンソク撮影/イースト・プレス発行/2014年2月14日第1刷

コラム提供:ヨブル

http://yoble.jp/

『愛の不時着』でヒョンビンが演じた役は韓国ならイ・ジョンヒョク?

2020.08.21