日韓の伝統芸能や食文化、ポップカルチャーなど日韓最大の文化交流イベントとして定着した「日韓交流おまつり2013 in Tokyo」が9月21日と22日、東京・日比谷公園にて開催された。最終日の22日、イベントを締めくくるK-POPコンサートには、韓国からはA Pink、Jewelry、キム・テウ、日本からはJAMOSAが登場した。
「日韓交流おまつり」は、日韓国交正常化40周年の記念事業の一環として、両国間の友好と交流促進のため、05年にソウルで始まり、09年からは同時期に東京でも開催されている日韓交流イベント。「日韓交流おまつり2013 in Tokyo」は今年で5回目を迎え、開会式には安倍晋三首相の昭恵夫人や高円宮妃久子さまらが来賓として出席した。
今回は「21世紀の旅を共に」をキーワードに、K-POPアーティストによるコンサートやK-POPカバーダンス、K-POPコンテスト2013 日本全国大会、両国の伝統芸能パフォーマンス、日韓曲芸パフォーマンス、日韓餅つき大会、韓食パフォーマンスなどのプログラムが展開。また、日韓自治体観光広報コーナーや韓食販売コーナー、韓服試着、韓国農食品消費者体験などのブースも設置され、日韓それぞれの文化を体感できる催しが2日間にわたって行われた。
初日の21日に行われたK-POPコンテスト2013 日本全国大会では、審査時間にゲストとして韓国実力派ボーカルグループFIXが登場。ミニコンサートを実施し、会場を大いに盛り上げた。
2日目の22日には、毎年恒例となる音楽ファンお待ちかねのK-POPコンサートが行われた。ライブのオープニングアクトを務めたのは、メンバーチェンジを繰り返し、現在第4期メンバーの4人からなるJewelry。
「Look at me」など3曲を熱唱し、セクシーなダンスでファンを魅了。Jewelryの魅力は「一人一人の個性が強いこと」とそれぞれグループ内での担当を明かし、「まだこのメンバーでは、正式に日本で活動したことはないけれど、正式活動することになったら応援してほしい」とメッセージを伝えた。
JAMOSAは2006年8月、「DREAM」でメジャーデビューし、圧倒的な歌唱力で、Def Tech、Teriyaki Boyz、M-floなどと共演を果たしてきたR&Bディーバ。ハスキーボイスで、ドラマ「美咲ナンバーワン!!」(日本テレビ系)の主題歌「何かひとつ feat. JAY'ED&若旦那」と「SHINING」を熱唱。「韓国の音楽は本当に素晴らしいと思います」と話し、U-KISSのKEVINとELIとコラボしたエピソードも語った。
また、2011年に韓国でデビューした6人組ガールズグループA Pinkは、笑顔を振りまきながら登場。3曲を披露し、特に「MY MY」では、「皆さんと一緒に歌いたい」と客席に合いの手の入れ方のワンポイントレッスンをするなど、楽しい雰囲気を作り、ファンから大声援を受けた。
トリを飾ったのは、国民的アイドルグループgodのメインボーカルとして愛され、現在はソロ歌手として活躍しているキム・テウ。ドラマ「紳士の品格」の主題歌「High High」やドラマ「IRIS」の挿入歌「夢を見る」を圧倒的ステージパフォーマンスで魅せ、最後の曲「愛の雨」では客席が総立ちに。会場が一体となる中、JewelryとA Pinkもステージに登場し、華やかに幕を閉じた。
詳しいレポートは後日掲載いたします。
日韓おまつり2013 公式ホームページ http://www.nikkan-omatsuri.jp/
2013年9月 22日 pm9:30配信 (C)Korepoニュー ス