韓国の裁判所が児童性ポルノのサイト「ウェルカム トゥ ビデオ」の運営者ソン・ジョンウのアメリカ送還を許可しなかったことをうけ、俳優ポン・テギュと写真家ハシシ・パク夫婦が怒りを表した。
写真家のハシシ・パクは8日の午後、Instagramに「世界で1番大きな児童虐待ウェブサイトを運営している韓国人運営者は、裁判所が犯罪人引渡禁止の判決を下した結果自由に歩き回っている」という文章とキャプチャー写真を投稿した。
写真には彼女が息子と娘に伝えるメッセージが書かれており、「娘よ、息子よ。これがこれからお前たちがぶち当たる姿だよ。ごめんね。国が、法が、社会がダメになって、お前たちを守ってはくれない。お前たちを守れるのは、もう自分自身しかいない」と吐露した。
そして「よく覚えておいて。2020年よ。2008年にもあった。少しも良くなってない。それから毎日、今もこれからも続いていく。良くなっていくはずだなんて期待しないで。自分で自分を守るんだよ。それから自分が愛する人を守ってあげて」と伝えた。
また「1〜2歳の女児を食いものにしたこの人、この男が、韓国でどうやって過ごしているのかしっかり覚えておいて。母さんは(お前たちに)申し訳ない」と付け加えた。
ハシシ・パクの夫で俳優のポン・テギュもInstagramにこの事件に関連する記事の内容を投稿し、最後に「♯これはおかしい」と怒りを見せた。
ソン・ジョンウは2015年7月〜2018年3月にダークウェブで「ウェルカム トゥ ビデオ」というサイトを運営し、約4000人から数億ウォンの仮想通貨を受け取り、児童ポルノを提供した疑いで起訴され、懲役1年6か月が言い渡されて、服役した。
アメリカの連邦最高裁判所も2018年8月、児童ポルノ配布など6つの罪と9つの疑いでソン・ジョンウを起訴した。韓国とアメリカの両国で処罰の対象になったのだ。
アメリカの裁判所は、韓国にソン・ジョンウの犯罪人引渡を要求したが、ソウル高等法院は6日に韓国国内で関連捜査中だという理由で、送還を許可しない決定を下した。これについてアメリカの法務省と連邦検察は韓国の決定に失望したと伝えていた。
WOW!korea提供
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