【時代劇が面白い】イ・サンは48歳で亡くなったが歴代の王の平均寿命は?

 

重労働が毎日続く
起床時間は午前5時頃。儒教の国らしく、まずは母や祖母といった年長の人たちに挨拶をする。
それから朝の学習を行なう。
儒教の経書を読み、高等官僚たちと学問討論をする。その後に朝会に臨む。大臣や担当部署の者から報告を受けて、適切な指示を出す。
午後になると、各地の現状の把握に務めた。

これでもまだ1日の務めは終わらない。
夕方には再び学習に没頭し、文化と教養の修得に努めた。自由時間は、夕食後に少しあるだけだった。
朝鮮半島を統治する最高権力者としての王。これほどの重労働が毎日続くのだから、病に倒れる人も少なくなかった。

それゆえに、平均寿命が46歳だったのだ。
長生きができない身分であった。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

 

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コラム提供:チャレソ

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2020.07.06