中国から帰国し突然の体調不良…ウイルス性肺炎で00年に死去「NRG」キム・ファンソンさん、再び「SARS死亡説」浮上

中国から帰国し突然の体調不良…ウイルス性肺炎で00年に死去「NRG」キム・ファンソンさん、再び「SARS死亡説」浮上

韓国男性アイドルグループ「NRG」のメンバー、キム・ファンソンさんが19歳という若さでこの世を去ってから、20年という歳月が流れた。

2000年6月15日、満19歳でこの世を去ったキム・ファンソンさん。当時、”謎のウイルスで死亡”と報じられた数年後、「実はSARS(重症急性呼吸器症候群)に感染していた」などとも伝えられていた。

現在、全世界が新型コロナウイルス感染症の恐怖に怯える中、再びキム・ファンソンさんの「SARS死亡説」が注目を集めている。

韓国メディアetodayは、2000年6月15日にウイルス性肺炎によりこの世を去ったキム・ファンソンさんについて特集。この中で、「人気絶頂だった2000年、中国から帰国後に体調不良を訴え、高熱と呼吸困難などで病院に搬送され入院。脳死状態となり、入院から9日目に帰らぬ人となった。まだ19歳だった」とし、「当時、キム・ファンソンさんの死因は『不明の急性ウイルス性呼吸器症候群』と記録されていた」と伝えた。

以降、2003年に中国でSARSが発生し、その後アジア圏など複数の国へと広がった。当時、中国で活発な活動をおこなっていた中で”謎のウイルス”によって死亡したキム・ファンソンさんについて「SARSによる死亡説」がささやかれた。

亡くなった当時は、ウイルス性ということだけは分かっていたが、正確な死因は原因不明のままだった。SARSは2003年3月ごろから大流行の兆しを見せ始めたが、2002年11月頃から指摘されていた。しかし、実際にはもっと早い段階でSARSコロナウイルスが中国国内で蔓延しており、キム・ファンソンさんは初期段階でSARSコロナウイルスに感染したのではないか、との説が浮上したのだ。

一方、「NRG」メンバーのチョン・ミョンフンとノ・ユミンはことし2月、故キム・ファンソンさんの誕生日に合わせて追悼曲「会いたい」を公開。特に、「その時代の僕たちが恋しい」、「君にとても会いたい、会いたい」、「君のもとに行きたいよ、本当に」という歌詞で20年が過ぎても変わらないグループの絆を表現した。

WOW!korea提供

2020.06.16