「JYJ」ジュンス、50億の貸付金に関する法的紛争…ホテル一部を仮差押え

kimjs_141211韓国アイドルグループ「JYJ」のメンバー、キム・ジュンス(27)が50億ウォン(約5億円)相当の貸付金支払い訴訟に巻き込まれ、285億ウォン(約29億円)をかけて済州(チェジュ)に建てたホテルの一部が仮差押えの状況になっていることが、11日、わかった。

済州地方裁判所第3民事部は先月12日、天地総合建設株式会社とCJ建設株式会社がジュンスを相手に提起した貸付金の支払い命令申請について、「キム氏は天地総合建設株式会社に30億3587万ウォン(約3億5000万円)を、CJ建設株式会社に18億7670万ウォン(約2億円)を支給しなさい」とそれぞれ命令した。

また、裁判部はこの2つの建設会社のうちCJ建設株式会社から、ジュンスを相手に提起したトスカーナホテルの一部不動産に関して仮差押え申請を受理した。

2つの建設会社はジュンスが去る9月27日、西帰浦市(ソギィポシ)江汀洞(カンジョンドン)にオープンしたトスカーナホテルの施工を務めていた会社に「キム・ジュンスがホテル施設資金の名目でお金を借りたが、まだ返済していない」と主張しており、裁判所に貸付金支払い命令申請を提起したことがわかった。

今回の事件は法廷争いに発展する見通しだ。ジュンスが裁判所の命令に不服し、この命令に異議申し立てをしたためである。

債務者が裁判所の支払い命令に異議申し立てを提出すると債権と関連した法的是非は本案訴訟で扱われる。一方、支払い命令を受けた債務者が14日以内に異議申し立てをしないならば、債務者が持っている資産は競売に移る。

現在、ジュンス所有のトスカーナホテル側は「2つの建設会社から金銭を借りたことはない」と主張している。

パク・ソンミ トスカーナホテル理事は「建設会社から会計資料用に必要だと借用証を書いただけであり、実際に借りてはいない」とし、「建設会社から、この事実を証明する確認書まで受け取った状態」と語った。

また、パク理事は「現在、これを建設会社は工事資材費を着服した証拠を確保した」とし、「近日中、これらを建設会社を相手に損害賠償請求訴訟を提起する」と説明している。

なお、ジュンスが代表理事を務めるトスカーナホテルは、投資振興地区に指定されている。

WOW!korea提供

2014.12.11