「B.A.P」訴訟泥沼化か? …メンバー側の公式立場を発表

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所属事務所TSエンターテインメントに専属契約無効確認の訴訟を起こした人気グループ「B.A.P」が、5日にTSエンターテインメントが明らかにした精算状況などについて反論した。

「B.A.P」の訴訟を担当しているキム・ナムジュ弁護士は5日午後、所属事務所との信頼問題があったことなど以下のように公式立場を明らかにした。

「メンバーはことし3月21日から6月まで仙台、大阪、東京、フィリピン、ニューヨーク、ダラス、シカゴ、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、メルボルン、シドニー、台湾、シンガポール、福岡、名古屋、千葉、バンコクに至るまで殺人的な日程を消化してきた。過密スケジュールにより精神的、肉体的な疲労のほか、メンバーをつらくさせたのは所属事務所との信頼問題だった。メンバーが初めに精算を受けたのは2014年8月1日でその金額は1790万ウォン(約193万円)だった。しかしメンバーが初めて精算金を受け取るまでの過程は本当に大変だった。その理由は金額ではなく所属事務所が毎回違う話をして精算資料を公開しなかったからだ」と述べた。

また「メンバーが2013年末から所属事務所に望んでいたことはただ一つ。透明性のある資料を公開して欲しいということだった。しかしメンバーの要請は常に無視されていた。今までもメンバーは自分たちが行なった公演の契約金及び契約条件を知ることができない。アルバムプロモーション費用15億5000万ウォン(約1700万円)についての解明を要請したが、所属事務所は何か月も何も答えていない状態だ」と主張した。

さらに「所属事務所はアルバムプロモーション費用15億5000万ウォンの内訳について正確に明かすべきだ。そうでなければメンバーをだまし、虚偽精算した行為とその金を流用したことについて法的責任を逃れられない。費用の内訳が正当であればメンバーは精算金が0ウォンでも構わないとしている」と強調した。

背後勢力がいるという情報を入手したTSエンターテイメント側の立場について「所属事務所は背後勢力が誰なのか、どんな状況で背後勢力を把握したのか、何の証拠も出せずにただ背後勢力がいるという虚偽の主張ばかりしている。メンバーは所属事務所に対して名誉毀損などの法的処置も検討している」と明らかにした。

またTSエンターテインメント側は「2年で損益分岐点に達成した。2014年の下半期は総精算額2億8500万ウォン(約3060万円)と予想しているが、日程を正常に消化すれば2014年下半期の総精算額は計6億ウォン(約6450万円)で、メンバー1人当たり1億ウォン(約1100万円)以上になると予想している」としていた。

さらに「『B.A.P』と弊社との契約期間を悪化させ『B.A.P』を有利な条件で迎え入れるために世論を操作する背後勢力がいるという信憑性のある情報を得ている。今後、背後勢力の存在を徹底把握して強い処置をとるつもりだ」と強調していた。

WOW!korea提供

2014.12.06