『雲が描いた月明り』で颯爽とイ・ヨンを演じて、ドラマを大ヒットさせたパク・ボゴムは、いまや一番旬の俳優だと言える。大物の主役俳優たちが兵役に行っている間も、パク・ボゴムが存在感を見せて芸能界を盛り上げていた。
彼が何を選ぶのか
パク・ボゴムは、ドラマ『ボーイフレンド』でソン・ヘギョと共演した後、映画『徐福』でコン・ユと一緒に撮影を行なった。共演相手が大物というところも、パク・ボゴムの勢いを感じさせる。待望の映画『徐福』は2020年の上半期に公開される予定になっている。
肝心なことは、パク・ボゴムにはそれほど時間が残っていないということだ。
彼は、2021年に兵役に入らざるを得ない。現在の兵役制度では、28歳までに入隊しなければならないからだ。
かつては30歳まで延期が可能だったのだが、2018年10月から兵役期間の短縮に伴って、延期の規定も厳しくなった。
一番勢いがあるときに兵役に入らなければならないというのは、パク・ボゴムにとっても苦渋の選択を強いられる。しかし、いまは兵役を終えた後もさらに大活躍している芸能人が多い。
兵役の経験が、その人にとって大きなキャリアになるのだ。
いずれにしても、パク・ボゴムが1年間フルに活動できるのは2020年までということになりそうだ。
そういう意味で、出演できる作品も限られてしまう。
それだけに、なおさらドラマや映画の監督はパク・ボゴムをキャスティングすることを熱望している。
その中から彼が何を選んでいくのか。
映画『徐福』では人類初のクローン人間を演じている。演技の多様性を模索する彼にとって、まさにふさわしい役だ。
そして、その次は?
パク・ボゴムの今後の作品に期待したい。
文=「ロコレ」編集部
コラム提供:ロコレ
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