「防弾少年団(BTS)のメンバーらはたったの一度も軍隊免除という考えを持ったこともなく、願ったこともない。むしろ今のタイトな公演日程やワールドスターというプレッシャーからしばらく抜け出し、国家に奉仕できる機会を持つことに、みんな感謝している」。これはアイドルグループ「防弾少年団」の長年の知人が先日、記者とのインタビューを受けて、Big Hitとメンバーらの軍服務関連の雰囲気をこのように伝えたもの。
実際にBig Hit側は「防弾少年団」に向けられた社会の兵役代替服務請願に以前から困惑していた。当事者たちは軍服務を堂々と果たそうという意志が強いが、外部でこのような議論を煽り、大変な思いをしているという。もちろん、提案自体は可能だ。K-POPの地位を全世界に知らせたトップアイドルグループに大韓民国をもっと広く、深く知らせようという意見は誰でも出すことができる。
問題は芸能人の代替服務問題が起こるたびに、まるで「防弾少年団」がその要請者であり、恩恵者へと追い込む一部世論にある。本人たちは国防の義務を果たすというのに、関係のない第3者が大騒ぎしているのだ。
このような騒ぎは21日にも起こった。政府がこの日開かれた国政懸案点検調整会議で「兵役代替服務制度の改善案」を確定した中、大衆音楽歌手はその対象から除外した。また「防弾少年団」を前面に出した報道が相次ぎ、正確な状況を知らない人々が「防弾少年団」に非難のコメントを寄せたためだ。
なお、「防弾少年団」の所属事務所Big Hit側は、このような状況にも口を固く閉ざしている。
WOW!korea提供