朝鮮王朝3大悪女の1人と言われる鄭蘭貞(チョン・ナンジョン)は、幼い頃に貧しい家に見切りをつけて奴生(キセン)になった。彼女の優れた容姿は尹元衝(ユン・ウォニョン)の目に留まり彼の妾となった。この尹元衝という男は11代王・中宗(チュンジョン)の王妃だった文定(ムンジョン)王后の実弟である。
悪の3人衆
尹元衝にはすでに正妻がいた。
しかし、この正妻は鄭蘭貞の策略により毒殺された。
そのうえで、鄭蘭貞は尹元衝の正妻になった。なんといっても、尹元衝は王妃の実弟である。高官になっていくのも当然だった。
案の定、尹元衡は着々と出世していき、妻である鄭蘭貞の立場も強まっていったそんな鄭蘭貞は文定王后の手先となり、文定王后が様々に画策した悪事を先頭になってこなしていった。
結局、文定王后、弟の尹元衡、その妻の鄭蘭貞というのは、16世紀中盤の朝鮮王朝を牛耳った「悪の3人衆」であった。
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朝鮮王朝三大悪女(張緑水、鄭蘭貞、張禧嬪)の哀れな最期とは?