パク・ボゴムが扮したイ・ヨン(孝明世子)の無念の生涯!

 

現代に甦った世子
孝明世子は短期間に次々と政治的な実績を作っていった。
民衆のために刑罰を改めたりもした。彼の統治が続けば、朝鮮王朝は様々な面で改革の成果を見せたことだろう。
しかし、孝明世子の最大の課題は健康問題であった。彼は1830年閏4月に急に喀血し、5月に亡くなってしまった。
享年は21歳である。

政治を仕切ったのはわずかに3年間だった。
あまりに短いと言わざるをえない。彼は優秀な統治者であったが、寿命だけはどうすることもできなかった。

無念の死……それが歴史の事実なのだが、『雲が描いた月明り』は孝明世子を現代に甦らせた。パク・ボゴムが颯爽と演じたからこそ、その印象がとても良くなったのだ。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

コラム提供:チャレソ
http://chaleso.com/

イ・ヨン(孝明世子)はどんな人だったのか?/「雲が描いた月明り」の主人公

イ・ヨンこと孝明世子(ヒョミョンセジャ)はなぜ早死にしたのか

惜しまれる孝明世子の早世/朝鮮王朝歴史全集17

英祖(ヨンジョ)が思悼世子(サドセジャ)を餓死させた修羅場とは?

光海君(クァンヘグン)が王になった特殊な理由!

 

2019.11.18