『雲が描いた月明り』で颯爽とイ・ヨンを演じて、ドラマを大ヒットさせたパク・ボゴムは、いまや一番旬の俳優だと言える。大物の主役俳優たちが兵役に行っている間も、パク・ボゴムが存在感を見せて芸能界を盛り上げていた。
俳優活動の期間が限られている
パク・ボゴムは、ドラマ『ボーイフレンド』でソン・ヘギョと共演した後、2019年5月から映画『徐福』の撮影にコン・ユと一緒に取り組んだ。共演相手が大物というところも、パク・ボゴムの勢いを感じさせる。
その撮影も10月に完全に終わった。
そして、今は編集作業を行なっている。
公開は2020年上半期の予定で、本当に楽しみだ。
ただし、パク・ボゴムが俳優活動に集中できる期間は限られている。というのは、彼は2021年に兵役に入らざるを得ないのだ。それは、現在の兵役制度では28歳までに入隊しなければならないからである。
かつては30歳まで延期が可能だったのだが、2018年10月から兵役期間の短縮に伴って、延期の規定も厳しくなった。
一番勢いがあるときに兵役に入らなければならないというのは、パク・ボゴムにとっても苦渋の選択を強いられる。しかし、いまは兵役を終えた後もさらに大活躍している芸能人が多い。
兵役の経験が、その人にとって大きなキャリアになるのだ。
いずれにしても、パク・ボゴムが1年間フルに活動できるのは2020年までだ。そういう意味では、出演できる作品も限られている。
それだけに、なおさらドラマや映画の監督はパク・ボゴムをキャスティングすることを熱望している。
その中から彼が何を選んでいくのか。
パク・ボゴムの今後の作品に期待したい。
構成=「韓流テスギ」編集部
提供:韓流テスギ